東京モノレールは、ダイヤ改正と運賃改定を2024年3月16日に実施すると発表した。ダイヤ改正で夕夜間を中心に増発し、羽田空港利用者の利便性向上を図る一方、土休日に運転本数の見直しも。運賃改定で初乗り運賃など20~45円の値上げを予定している。

  • 東京モノレールがダイヤ改正と運賃改定を3月16日に実施

3月16日に行われるダイヤ改正で、平日・土休日ともに現行の最終列車の後に区間快速を増発。モノレール浜松町駅、天王洲アイル駅、大井競馬場前駅、流通センター駅、羽田空港第3ターミナル駅、羽田空港第1ターミナル駅、羽田空港第2ターミナル駅の終電時刻を12~20分繰り下げる。

21~23時台に上りの空港快速(平日は一部区間快速)と普通を増発し、平日・土休日ともに同時間帯の列車を現行の15本から19本に増やす。下りは平日朝6時台に区間快速を2本増やす。夕方の時間帯における輸送力増強も図り、平日18時台に上り普通1本を増発。運転本数を12本から13本に増やす。土休日は利用状況を踏まえ、6~8時台の下りと、16時台後半から17時台にかけての上りについて、空港快速と普通の運転間隔・運転本数を見直す。

同じく3月16日に行われる運賃改定で、初乗りのIC運賃は現行の157円から177円、きっぷ運賃は現行の160円から180円に値上げされる。初乗り以外の運賃も20円から最大45円値上げされ、定期運賃や特別企画乗車券も価格を引き上げる。「モノレール羽割往復きっぷ」「モノレール&お台場ワクワクきっぷ」は3月15日の発売分をもって販売を終了する。