JTBは1月18日、「JTB地域パワーインデックス調査2023」の結果を発表した。調査は2023年3月、全国に居住する15歳〜79歳の男女23,500人(47都道府県×性年代10区分×50)を対象に、インターネットで行われた。

  • カテゴリー別 観光地イメージランキングTOP3

    カテゴリー別 観光地イメージランキングTOP3

「JTB地域パワーインデックス」は、自治体単位だけでなく、地域をまたがる観光地単位、かつ全国240地域を同じ指標で比較できる極めて独自性の高い調査。観光地単位での認知度・イメージ・満足度や、居住者と訪問者との意識の違いなどを明らかにすることで、それぞれの地域の魅力や課題をより深く探り、地域の活性化に役立てることを目的としている。

調査対象者のうち、過去5年以内に240地域のいずれかに訪問経験のある男女6,390名を対象に調査を実施し、「観光地イメージランキング」を集計した。

「おいしい料理・食材がある」1位は北海道札幌市

その結果、”食”に関連するカテゴリーでは、『おいしい料理・食材がある』カテゴリーは、1位「札幌」、2位「福岡」、3位「函館」となり、『地域ならではの食べ物や飲み物がある』カテゴリーでは、1位「那覇」、2位「喜多方」、3位「名護・本部」、『地域ならではの土産物(食べ物)がある』カテゴリーでは、1位「小布施」、2位「那覇」、3位「京都市街地」という結果に。

「よい温泉がある」「よい宿泊施設がある」1位は熊本県・黒川温泉

また、『よい温泉がある』カテゴリーでは、1位「黒川温泉」、2位「伊香保温泉(渋川)」、3位「水上温泉」となり、『よい宿泊施設がある』カテゴリーでは、1位「黒川温泉」、2位「和倉温泉」、3位「加賀温泉郷」となり、ともに1位の「黒川温泉」に関しては「こじんまりした街並みの中、ドラマの世界にいるような非日常を味わえた」「何よりも水か美味しくて最高でした」「自然の中に温泉があり、自然と一体になれて癒された」といった声が寄せられた。