俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める、映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)のナレーションキャストが18日、公開された。

津田健次郎

ナレーションを務めるのは、2018年4月から放送を開始し、現在は第4期まで完結しているTVアニメ『ゴールデンカムイ』にて、尾形百之助役を演じている津田健次郎。アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役や、『呪術廻戦』の七海健人役など、唯一無二の低音ボイスで数々のアニメーションや洋画吹き替え、ナレーションなどで活躍。また、元々俳優としても数々の作品に出演していたが、近年は2021年10月期のTBSドラマ『最愛』やNHKドラマ『大奥Season2「医療編」』、映画『イチケイノカラス』(2023)など話題作に多数出演、写真集『ささやき』も重版決定している。

先日開催された完成披露試写会では、本編開始早々、津田の声が聞こえると、会場中に驚きの声が。TVアニメ『ゴールデンカムイ』の尾形とはまた違う、津田の魅力的な低音ボイスを聴くことができる。

■津田健次郎 コメント

実写版映画『ゴールデンカムイ』のナレーションのお話を頂いた時、正直参加をとても迷いました。
アニメ版で尾形百之助をやらせて頂いている自分がナレーションをやる事により実写版の世界観の邪魔をしてしまうのではないか? 混乱させてしまうのでは? 色んな事を考えました。
しかし同時に、『ゴールデンカムイ』という作品は、そんな細かい事など吹っ飛ばすパワーとスケール感を持っているではないかとも思いました。そう、この作品は、シリアスもコメディもごちゃ混ぜに、善も悪も入り乱れ、強烈なエネルギーで疾走する作品だ。だから大丈夫。何もかも飲み込んで強烈な光を放つ筈だ。そして何より、私は『ゴールデンカムイ』が大好きなのだ。
今回ナレーション参加させて頂けた事をとても光栄に思います。細かい事は考えず、是非劇場に足を運んで下さい。きっと楽しんで頂けると思います。

【編集部MEMO】
映画『ゴールデンカムイ』は野田サトル氏による同名コミックの実写化作。明治末期を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクションとなる。

(C)野田サトル/集英社 (C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会