近畿日本鉄道は、1カ月(1日から末日まで)の間に「ICOCA」で近鉄線を11回以上乗車した場合、利用総額の10%に相当するポイントを付与する「近鉄ICOCAポイント還元サービス」の利用登録を2月1日から開始すると発表した。

  • 「近鉄ICOCAポイント還元サービス」の利用登録が2月1日からスタート

近鉄線全線(生駒ケーブル・葛城山ロープウェイを除く)を対象とした「近鉄ICOCAポイント還元サービス」は、利用登録を済ませた「ICOCA」で1カ月の間に近鉄線を11回以上乗車した場合、利用総額の10%のポイントを付与。定期券の区間内での乗車分はポイント付与の対象外となる。

このサービスで付与されたポイントは登録「ICOCA」にチャージでき、1ポイント1円として交通機関の利用や買い物などに使用できる。ただし、チャージは10ポイント単位のため、各月に確定した10ポイント未満の端数は切り捨てとなる。

サービス開始に合わせ、2月1日から9月30日まで期間限定でサービス導入記念キャンペーンを実施する。キャンペーン期間中、利用回数にかかわらず利用総額に対して8%分のポイントを付与するとともに、月6回以上乗車した場合はポイントをさらに2%上乗せし、10%分のポイントを付与する。「PiTaPa」もキャンペーン期間中は利用金額にかかわらず一律10%の利用額割引を行う。

  • 「近鉄ICOCAポイント還元サービス」のポイント付与率イメージ

  • 「PiTaPa」利用額割引イメージ

なお、「近鉄ICOCAポイント還元サービス」の開始にともない、普通回数券(パールカード11)、時差回数券(オフピークチケット)、土・休日割引回数券(サンキューチケット)は2月29日をもって販売を終了する。購入済みの回数券は、販売終了後も有効期間満了日まで利用可能とのこと。