JR東日本八王子支社は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、平日朝に運転される特急列車の上り「はちおうじ2号」の時刻を12分繰り下げ、利用しやすい時間帯に変更すると発表した。

  • 特急「はちおうじ」にも使用されるE353系

特急「はちおうじ」はE353系を使用し、東京～八王子間で平日のみ運転。現在は平日朝に上り2本、平日夕夜間に4本(うち1本は利用が見込まれる日に運転される臨時列車)を設定している。

平日朝の上り「はちおうじ2号」は現在、八王子駅6時16分発・立川駅6時25分発・新宿駅6時53分着・東京駅7時7分着で運転。ダイヤ改正後は八王子駅の発車時刻を12分繰り下げ、八王子駅6時28分発・立川駅6時38分発・新宿駅7時5分着・東京駅7時19分着に変更される。

なお、今回のダイヤ改正で、特急「成田エクスプレス」の中央線への乗入れが取りやめに。ダイヤ改正後の「はちおうじ2号」は、八王子駅から新宿駅まで、現行の「成田エクスプレス7号」(平日の時刻は八王子駅6時28分発・新宿駅7時7分発・成田空港駅8時37分着)とほぼ同時刻で運転される。ただし、新宿～八王子間で特急「成田エクスプレス」は途中の吉祥寺駅、三鷹駅、国分寺駅、立川駅に停車する一方、特急「はちおうじ」の途中停車駅は立川駅のみとされている。