JR東日本は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、特急「あずさ」の一部列車について、編成両数を現行の9両編成から12両編成に増やすと発表した。上り「あずさ4・46号」、下り「あずさ41・53号」の上下各2本が対象となる。

  • E353系は特急「あずさ」「かいじ」「富士回遊」などに使用される

特急「あずさ」はE353系を使用し、中央本線など経由して千葉・東京・新宿~松本・南小谷間を走行。現在、多くの列車がE353系9両編成での運転となっているが、ダイヤ改正に合わせて上下各2本の編成両数を12両編成に変更し、より多くの席を用意する。

対象列車は朝の上り「あずさ4号」(松本駅6時30分発・新宿駅9時11分着・東京駅9時26分着)と、夕夜間の上り「あずさ46号」(松本駅16時30分発・新宿駅19時8分着)、夕夜間の下り「あずさ41号」(東京駅16時45分発・新宿駅17時0分発・松本駅19時41分着)、「あずさ53号」(新宿駅20時0分発・松本駅22時38分着)。なお、上り「あずさ46号」の始発駅は南小谷駅だが、大糸線の南小谷駅から松本駅まで9両編成で運転し、松本駅から12両編成で運転するとのこと。