お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が26日、YouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』で公開された動画「【M-1考察2023】かまいたちがM-1グランプリ2023について語りました」に出演。さや香が『M-1グランプリ2023』(ABCテレビ・テレビ朝日系)最終決戦で披露したネタについて語った。

かまいたち・山内健司

■山内が語る“芸人あるある”とは

2年連続で最終決戦に出場し、今回は「見せ算」という架空の計算を題材としたネタを披露したさや香。結果、0票で3位となり、審査員の山田邦子から「さや香の最後のネタ、全然良くなかった」とツッコミを入れられたことも話題になったが、山内は「まあでも、気持ち、やりたかったネタがあるっていうのは芸人あるある」と持論を展開する。

続けて、「反省会でも言ってたけど、これをするために今回M-1出てきたんで、ダメかなとも途中で思ってたんで、みたいな」とさや香の発言を紹介しつつ、「俺らも『キングオブコント』で、もし決勝行って、2本目するってなったら、ゴリラのメイクをした、変な顔をしたゴリ男のネタをするってずっと決めてたんで」と告白。その時の心境について、濱家隆一も「ウケるウケへんじゃなくて、俺らはこういうやつなんだって分かってもらおうって」「自分らがやりたいっていうネタ」と振り返った。

最終的に「やりたいからやるって言って、直前まで思ってたけど、直前で『やっぱやめよう』って引き返して、違うネタにした」という山内だが、「さや香はあれがやりかったと」「全然いいと思う」「思い切りやって、見せ算を見せつけられたということ」と、さや香の決断を支持していた。

【編集部MEMO】
24日にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送された『M-1グランプリ2023』。ファーストステージは、1位.さや香(出番順3番、659点)、2位.ヤーレンズ(出番順6番、656点)、3位.令和ロマン(出番順1番、648点)、4位.マユリカ(出番順5番、645点)、5位.真空ジェシカ(出番順7番、643点)、6位.カベポスター(出番順4番、635点)、7位.モグライダー(出番順10番、632点)、8位.ダンビラムーチョ(出番順8番、631点)、9位.シシガシラ(出番順2番、627点)、10位.くらげ(出番順9番、620点)という順位に。ファイナルステージは順位の高いコンビからネタ順を選択し、令和ロマン、ヤーレンズ、さや香の順番で漫才を披露した。審査員は山田邦子がヤーレンズ、博多大吉が令和ロマン、富澤たけしがヤーレンズ、塙宣之が令和ロマン、海原ともこがヤーレンズ、礼二が令和ロマン、松本人志が令和ロマンに投票、4対3で接戦を制し、令和ロマンが優勝した。