巨人の坂本勇人が24日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【守備論】坂本勇人が大切にする守備には“宮本慎也の教えが影響!”守備が激変した極意に迫る!」に出演。自身にとって、ショートがどのようなものなのかを語った。
長きにわたって巨人のショートとして活躍し、ゴールデングラブ賞も5回受賞するなど名手として知られている坂本。2023年シーズン終盤にサードにコンバートされ、来シーズンはサードに専念するが、高木豊氏から「坂本勇人にとって、ショートのポジションって何なの? 聖地なの?」と聞かれると、「あんまりそういうのないですね」とポツリとこぼす。
そして、「やってる時はやっぱりこう……ほかに分からないしんどさも。周りから言われるじゃないですか。『ショートってしんどいよ』って。辞めた人たちから」と続けると、高木氏が「ほかをやったことがないから分からないもんな」と推察。坂本はこれに「そうなんです!」とうなずきつつ、「これが当たり前だからと思ってやってたんで、あんまりショートに対して、特別ほかと違うところ(ポジション)だよって思ってない」と本音を打ち明けていた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た「大谷翔平」と「佐々木朗希」の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。