トビラシステムズは12月20日、SNSやインターネット上で特殊詐欺や強盗などの実行犯を募集する「闇バイト」に関する調査の結果を発表した。調査は11月17日〜18日、1,206人を対象に行われた。
まず、「闇バイト」という言葉については80.0%が「知っている」と回答した。
「闇バイト」またはそれと思われる求人をSNSやインターネット上で見た経験については、全体の20.4%が「ある」と答えている。年代別で見ると、15歳〜19歳では29.1%、20代では26.6%と、若年層は全体平均よりも高い割合となっている。
闇バイトに参加することについてどのように感じるか尋ねると、全体の約90%が「怖い」と答えた一方で、「怖くない」と答えた人も約10%見られた。
年代別では、15歳〜19歳・20代・30代は「怖くない」と答えた人が10%以上いる一方で、40代・50代は10%未満。若い世代ほど「怖くない」と感じる人が多い傾向が見られる。
「怖くない」と答えた人に対し、理由を聞いてみると、最も多かったのは「興味があるから」が53.9%で最も多く、次いで「報酬が高いから」が24.2%で続いた。
また、「闇バイト」という言葉を知らない人ほど、恐怖心も少ないことも分かった。