北越急行は、JRグループおよびえちごトキめき鉄道と同日の2024年3月16日にほくほく線のダイヤ改正を実施すると発表した。上越新幹線と接続する越後湯沢駅、えちごトキめき鉄道と接続する直江津駅での列車接続見直しがおもな内容となる。

  • JRグループとえちごトキめき鉄道に合わせ、北越急行も2024年3月16日にダイヤ改正を実施する

上越新幹線との接続改善として、直江津駅を17時0分に発車する越後湯沢行の時刻を一部変更。現在は十日町駅で10分間停車(17時47分着・17時57分発)、六日町駅で9分間停車(18時14分着・18時23分発)しているが、ダイヤ改正後は十日町駅で3分間停車(17時47分着・17時50分発)、六日町駅で1分間停車(18時7分着・18時8分発)に変更する。

途中駅での停車時間を短縮することにより、越後湯沢駅の到着時刻が18時26分となり、現行より14分繰上げに。同駅を18時32分に発車する上越新幹線の上り「とき336号」へ乗り継ぐことができ、東京駅到着は19時52分で、現行より20分早く着ける。

えちごトキめき鉄道との接続改善として、直江津発六日町行の最終列車を時刻変更。現在は直江津駅21時52分発・六日町駅23時13分着だが、ダイヤ改正後は直江津駅22時14分発・六日町駅23時18分着とし、直江津駅の発車時刻を22分繰り下げる。これにともない、日本海ひすいライン経由で運転される泊駅20時47分発・直江津駅22時2分着の列車から乗り継げるようになる。

その他、朝の通勤・通学時間帯に十日町駅ホーム上の混雑緩和を図るため、現在は十日町駅7時50分着となっている上り普通列車(六日町発直江津行)を同駅7時51分着に変更し、同じ時間帯に十日町駅に停車する下り普通列車(直江津発越後湯沢行、十日町駅7時49分着・7時52分発)との到着時間差を現行の1分から2分に拡大。夜間に運転される直江津駅20時44分発・六日町駅21時52分着の普通列車は、六日町駅でJR上越線の普通列車(長岡行)との乗継時間が現行の3分から4分に拡大される。