フジテレビ系ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(毎週金曜21:00~)に出演するムロツヨシ、平手友梨奈、江口のりこがこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、きょう22日に放送される。

  • (左から)江口のりこ、ムロツヨシ、平手友梨奈

最後の撮影は、青海医大病院に関する裁判を終えた法廷で会話を交わすシーン。最後のカットを撮り終え、最初に「天野さくら役、江口のりこさんオールアップです!」と声がかかると、盛大な拍手の中、ムロから花束を渡された江口は「ありがとうございました。皆さん本当にお疲れさまでした」とねぎらい、「いい年末をお迎えください。またどこかでお会いした時はよろしくお願いします」とコメント。

次に「天野杏役、平手友梨奈さんオールアップです!」と声がかかると、ムロから花束を渡された平手は「(初めての弁護士役の挑戦だったので)たくさんご迷惑をおかけしてしまった部分もありましたが、キャスト、スタッフの皆さんの元気に本当に助けられていました」と振り返り、「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。約4カ月間、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

最後に、「蔵前勉役、ムロツヨシさんオールアップです!」と声がかかり、相沢秀幸監督から花束を渡されたムロは、まず「本当に、本当に申し訳ございませんでした。皆様と他の現場で会っても心からおわびを続けると思いますが、まさか撮影を止める男になるとは思いませんでした」と笑いを誘い、「クランクインのときに言ったとおり、ちょっとした伝説が始まりました。WBCで優勝してスポーツ界が盛り上がっているところ、これからエンタメ界、特にドラマ界も頑張ろうじゃないかと。大きい流れというか、勢いというか、結果というか、皆さんの印象に残るようにやってきました。まだまだ足りないですが、新しい枠の1作目としてはいいスタートが切れたかなという気持ちもあります」と自信をのぞかせた。

そして、「これからはスケジュール以外で(笑)、もっと手のかかる役者になって、どの国にも、どの配信にも負けない何か面白いものを、また皆様と一緒に作りたいなと思います。とにもかくにも、楽しい楽しい現場でした。いろんなことも言えましたし、言ってもらえました。これが最高の結果だと思っております。また会って、また面白い何かを、必ずや、続きを、何かを作りたいなと思っております。皆さん本当にありがとうございました!」と笑顔で締めくくった。

【編集部MEMO】
ムロツヨシは10月11日から腹膜炎で入院し、同22日に自身のX(Twitter)で仕事復帰したことを報告。その間、ドラマの撮影に参加することができなかったが、11月10日放送の第5話は、他のキャストがカバーして出演シーンを減らしたり、復帰後の撮影で1人のシーンを増やすなどして、放送休止を免れた。

(C)フジテレビ