俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)のメイキング映像が22日、公開された。

映画『カラオケ行こ!』

映画『カラオケ行こ!』

■映画『カラオケ行こ!』ヤクザたちがカラオケで熱唱

今回公開されたのは、主人公のヤクザ・狂児(綾野)と同じく、罰ゲームを恐れて歌の上達のために中学生の聡実(齋藤潤)にアドバイスをもらおうとカラオケボックスに集まった、個性豊かな組の面々の歌唱メイキング映像。

本編では薄いサングラスにドスの効いた声と強面の男たちに聡実もビクビクと怖がっている様子だが、メイキングではそんな姿からは想像もつかない歌唱風景を見ることができる。万年最下位脱出を企む・小林(橋本じゅん)がノリノリで踊りまで披露するのは「行くぜっ! 怪盗少女」(ももいろクローバーZ)、声がカスカスな熱血ヤクザ・唐田(やべきょうすけ)が絵に描いたような音痴を披露するのは「白日」(King Gnu)、ビブラートの癖が強すぎる・銀次(吉永秀平)は「月のあかり」(桑名正博)、去年の大会で最下位となった・尾形(チャンス大城)が思わず耳を塞ぎたくなる高音ボイスに挑戦した「Lemon」(米津玄師)、前職は幼稚園の先生の強面ヤクザ・峯(RED RICE)は本編で「声が汚いです」とツッコまれてしまう程の衝撃の歌唱を披露した「異邦人」(久保田早紀)と、それぞれ名曲を“クセしかない”アレンジで全力熱唱している。

【編集部MEMO】
映画『カラオケ行こ!』は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。

(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会