JR西日本、JR西日本コミュニケーションズ、JR西日本イノベーションズと、グリーの100%子会社「REALITY XR cloud」は20日、「バーチャル大阪駅 3.0」を2024年3月に開設すると発表した。
「バーチャル大阪駅 3.0」は、スマートフォン向けアプリ「REALITY」をインストールすることでアクセスできるメタバース上の駅。2022年8月に16日間限定で開設した「バーチャル大阪駅」、2023年3~4月に開設した「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」に続く第3弾となる。
今回、初めて企業・団体の出展を広く募り、ユーザーと企業がコラボレーションする発信の場・ビジネスの場をつくる。バーチャル内広告やブース出展、駅を丸ごとジャックしての宣伝、リアルの大阪ステーションシティを構成する店舗との連携販売など、リアルの駅を上回るプロモーションフィールドとして提供するという。
リアルの駅の機能である「旅立ちの場」もバーチャルで再現し、バーチャル大阪駅からスマートフォン向けメタバース「REALITY」で展開される各ワールドへ移動できるようにする。
ユーザーの自己表現や発信の場として活用できるさまざまなしかけも用意。一例として、バーチャル大阪駅内にステージおよび展示エリアを設け、ユーザー個人が主催するイベントや情報発信を可能にするという。多くのユーザーから支持されるなど優れたコンテンツには、リアルの大阪駅と連携したイベントの機会も提供する。「バーチャル大阪駅 3.0」の公開期間は2024年3月上旬から2025年3月下旬までの予定。詳細は決まり次第、発表される。