ホテル雅叙園東京では2024年1月20日〜3月10日、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて「千年雛めぐり〜平安から現代へ受け継ぐ想い〜百段雛まつり2024」を開催する。

  • 展示の様子(イメージ)

開催するのは、2010年より実施し、累計来場者数が63万人となっている都内最大級の雛まつり展となっている。

会場には、過去の展示の中で圧倒的なスケールで人気を集めた福岡県飯塚市の座敷雛をはじめ、時代を経て伝わる歴史ある雛人形や日本各地の素朴なお雛さま、現代作家の創作雛まで、地域や時代を問わない様々なお雛さまや細工ものが集結。

  • 様々なお雛さまが集結

会場の半分以上を埋め尽くすダイナミックな作品から、指先に載るほどの極小雛、華やかなつるし飾り、てまりの空間装飾などが楽しめる。

見どころのひとつである極小雛は、30年近く蒐集(しゅうしゅう)を続ける雛道具研究家・川内由美子氏の江戸時代から昭和初期にかけてのコレクションによるもの。名品と名高い七澤屋雛道具や豆人形、手のひらに収まる小さな雛人形一式、実際のおよそ10分の1サイズで作られた超絶技巧のギヤマン類、磁器製のミニチュア食器などが楽しめる。

  • 極小雛

料金は、当日券が一般1,600円、大学・高校生1,000円、小・中学生800円、前売券が一般1,300円、大学・高校生900円、小・中学生600円。未就学児は無料。

数量限定で提供するオンライン限定入場券では、「螺鈿箸付」(3,800円)や「源氏文香&ふくこい手拭い付」(2,350円)、「百段ひな祭り 10th ANNIVERSARY図録付」(2,500円)、「文化財ガイド付」(2,800円)を用意している。