アイドルグループ・Snow Manの深澤辰哉と岩本照が、15日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『今日からヒットマン』最終話(23:15~※一部地域を除く)で共演を果たすことが明らかになった。

  • 左から深澤辰哉、岩本照=テレビ朝日提供

■相葉雅紀主演『今日からヒットマン』

同作は、むとうひろし氏によるガンアクション漫画を実写化するアクションコメディドラマ。ある日突然大事件に巻き込まれて伝説の殺し屋“二丁”の名を継ぐことになった平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉)が、愛する家族を守るためにサラリーマンとヒットマンの二重生活を送り、家族にバレないように裏社会で奮闘する。

深澤は今作のコメディ要素を担い、毎回登場するたびに波乱を起こすトラブルメーカーとして知られる十吉のダメダメな部下・山本照久に扮している。一方で、2024年1月13日スタートの考察系アクション・ラブコメディ『恋する警護24時』(毎週土曜23:00~)でボディガードのスペシャリスト・北沢辰之助を演じる連続ドラマ初単独主演の岩本照。Snow Manとして活動を共にする2人が、『今日からヒットマン』の最終話で共演することに。

■2人の役名が「こんな偶然は有り得ない」とSNSで話題に

11月14日に『恋する警護24時』の情報が公開されると、深澤の役名・山本照久、岩本の役名・北沢辰之助ということで、彼らのそれぞれの名前が各々の役名に入っているということがSNSで話題に。「さすがにこんな偶然は有り得ない」「同じ局でテレ朝だし、もうこれ確信犯」などの推測が挙がっていたが、今回両ドラマスタッフに確認したところ、全くの偶然の一致だったことが判明。深澤、岩本もこの運命を感じる一致に「僕たちもこんな偶然があるとは! と驚いています」(深澤)、「仕組まれた罠としか考えられない。妹から連絡がきて、『ほぼ、ふっかくん(深澤)だ』と言われました(笑)」(岩本)と笑顔に。

■デビュー以降初の共演に喜び

2020年のCDデビュー以降、ドラマでの共演は初めてとなる2人だが、「それぞれのドラマの役柄で、このような形で共演するのはもちろん初めてですので、不思議な感覚です。見慣れた『イージーフード』の営業所に、まさか岩本照がいるなんて! すごく貴重な経験をさせていただいています」と深澤が語れば、岩本も「このような形で『今日からヒットマン』の現場にお邪魔できたことは、とてもありがたいです」と、役名に関するうれしい偶然が導いた今回の奇跡の共演を素直に喜んでいる様子だった。

共演シーンとなるのは、山本(深澤)が働く「イージーフード」社内のエレベーター。企画書を片手に急ぐ山本が、閉まりかけたエレベーターに乗り込むと、そこには少数精鋭のボディガード会社に勤める要人警護=ボディガードのスペシャリスト・北沢(岩本)の姿が。冷静沈着でクールな佇まいの北沢だが、彼の顔を覗き込んだ山本があることに気付いて……!? 常にプライベート優先で仕事ではミスばかりながら、まったく反省の色も見せないチャラ男・山本と、ストイック&真面目で無骨かつ優秀だからこそ融通が効かない堅物・北沢という、水と油の二人がエレベーターという密室で見せるやり取りは、短いシーンながらもインパクト満点となっている。

■互いのドラマ出演にエール

『恋する警護24時』で連続ドラマ初単独主演となる岩本に対して深澤は「主演というので、大変なこともたくさんあると思いますが、今回の北沢辰之助は、照にピッタリの役ですよね。こんな岩本照を見たかった! といった感じです。僕ももちろん作品は観ようと思っていますし、主題歌もSnow Manが担当させていただきますので、一緒に『恋する警護24時』を盛り上げていきましょう!」と、Snow Manの新曲『LOVE TRIGGER』が『恋する警護24時』の主題歌として作品を彩ることも併せてアピールしつつ、岩本にエールを送る。これを受けた岩本も「実際に『今日からヒットマン』の現場に来て、スタッフさんたちとのコミュニケーションなども見ましたが、深澤辰哉がのびのび過ごさせてもらったんだなということがわかりました。撮影も佳境だと思いますが、最後まで素敵な時間を過ごしてほしいです!」と、最終話まで駆け抜けた深澤をねぎらった。

■深澤辰哉(山本照久役)コメント

今回、それぞれのドラマの役柄で、このような形で共演するのはもちろん初めてですので、不思議な感覚です。見慣れた「イージーフード」の営業所に、まさか岩本照がいるなんて! すごく貴重な経験をさせていただいています。

すでに話題になっていますが、各々の役名に、それぞれの名前が入っていて、僕たちもこんな偶然があるとは! と驚いています。僕の役名は山本照久なのですが、以前からSNSで「岩本照じゃん!」という声もあったんです。たしかにそうだよな……とは思っていたのですが、まさか照が演じる役名に僕の名前が入っているとは! 驚きました。

主演というので、大変なこともたくさんあると思いますが、今回の北沢辰之助は、照にピッタリの役ですよね。こんな岩本照を見たかった! といった感じです。僕ももちろん作品は観ようと思っていますし、主題歌もSnow Manが担当させていただきますので、一緒に『恋する警護24時』を盛り上げていきましょう!

■岩本照(北沢辰之助役)コメント

CDデビューしてから、ドラマの現場での共演というのは初めてになると思います。今回、このような形で『今日からヒットマン』の現場にお邪魔できたことは、とてもありがたいです。役名に、二人の名前が入っているというのは、仕組まれた罠としか考えられない(笑)。僕の役名は北沢辰之助ですので、ほぼ深澤辰哉ですよね。役名が解禁された際は、すぐに妹から連絡がきて、「ほぼ、ふっかくん(深澤)だ」と言われました(笑)。でも、そのおかげもあって、こうして共演できたのでうれしい偶然だと思います。

実際に『今日からヒットマン』の現場に来て、スタッフさんたちとのコミュニケーションなども見ましたが、深澤辰哉がのびのび過ごさせてもらったんだなということがわかりました。撮影も佳境だと思いますが、最後まで素敵な時間を過ごしてほしいです!

【編集部MEMO】『今日からヒットマン』最終話あらすじ
闇の組織「コンビニ」の丸メガネ(筧利夫)との出世争いに負けた挙句、伝説のヒットマン・二丁に扮した稲葉十吉(相葉雅紀)の活躍でコンビニを追われたアゴ(岩永ひひお)。彼が創設したライバル組織「100均」に雇われた殺し屋・マンモス(武蔵)は、十吉の妻である美沙子(本仮屋ユイカ)と息子・百太(木村優来)を人質に取る。アゴは、コンビニを壊滅させた後で、二丁こと十吉を抹殺する計画を立てていた。一方のマンモスは現在、二丁を名乗っている十吉を、今は亡き本物の二丁(滝藤賢一)だと勘違いしており、積年の恨みを早く晴らしたいと主張するのだった。家族をさらわれた十吉は頭を抱えるが、なんとコンビニアルバイトのキンパツ(駒木根葵汰)が100均にスパイとして潜入していて…!? 次に彼らが襲うコンビニの支部の情報がキンパツから寄せられるが、その支部の支部長は本部長・将軍(小沢仁志)の実弟だった! アゴとマンモスが向かう先が分かった十吉は、家族を救うべくちなつ(山本舞香)とともに彼らを追うが、道中でひょんなことからマンモスに出会うことに。十吉はマンモスの圧倒的な強さを目の当たりにし、今のままでは勝ち目がないことを悟り絶望するのだった。翌日、十吉はやつれながらもイージーフードに出社すると、部長・遠藤保(勝村政信)から会社始まって以来となる大きな仕事の話が。部下の山本照久(深澤辰哉)と3人で、急いで先方に向かおうとした矢先に、ちなつから美沙子たちの居場所が分かったことが告げられて……。十吉が下した決断とは。そして、十吉はマンモスら100均を倒し、無事に家族を取り戻すことができるのか。