GACKTと二階堂ふみがW主演を務める映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(公開中)の本編映像が8日、公開された。

  • 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』

現在、公開初日からの累計で、観客動員数83万8,000名、興行収入11億5,000万円を突破し大ヒット中の同作。しかし、公開前から主演のGACKTや他キャストらが「早いタイミングで公開中止になるのではないか?」と不安を募らせていたシーンがあり、この度そのシーンの一部が解禁された。

公開されたのは、大阪甲子園球場の地下に拡がる謎の施設”タコランド”のすがた。冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃(片岡愛之助)の罠にはまり、甲子園の地下深くへ連行される麗は、巨大なタコと奇怪な工場長の姿を目にする。

どこか既視感もある世界観が広がるこの工場は、通称”タコランド”で、そこには奇妙な歌に乗りながら「たこ焼き」「豚まん」「お好み焼き」など大阪名物の“粉もん”をひたすらに作り続ける労働者たちの姿があった。白塗りに「551蓬莱」の衣装を纏った施設長の「姫路組アウト~!」の声と共に尼崎組の労働者がミュージカル映画さながら息ピッタリの歓迎ダンスを披露する。

「粉物工場で働く労働者A」はお笑い芸人・タレント・女優として活躍の舞台を多彩な世界へと広げているゆりやんレトリィバァ(奈良県出身)、「粉物工場で働く労働者B」はバブリーダンスで注目を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部の振り付けを担当した、日本を代表する振付師・akane(大阪府出身)、「施設長」は『カメラを止めるな!』(2017年)で長編映画デビューし、その後も『ルパンの娘』シリーズに出演するなど、俳優として活躍の幅を広げている竹原芳子(大阪府出身)がそれぞれ演じ、強烈なインパクトを残している。

【編集部MEMO】
『翔んで埼玉』は、『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品。2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。2019年に二階堂ふみとGACKTをW主演に実写映画化。続編となる映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が全国公開されている。

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