阪急交通社は11月22日、2023年クリスマスの海外旅行先ランキングを発表した。同ランキングは、各地でクリスマスマーケットが開かれ、美しい装飾で飾られるヨーロッパの国を対象とし、2023年12月24日の宿泊が含まれる海外ツアーの申込者数を集計したものである。
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2023年クリスマスの海外旅行先ランキング(ヨーロッパ編)
1位は同率でオーストリアとチェコであった。次いで、3位にドイツ、4位にハンガリー、5位も同率でベルギーとオランダという結果に。
ここからは、上位にランクインした3カ国のクリスマス関連情報を紹介する。
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1位(同率) オーストラリア
同率で1位にランクインした、オーストリアは、ウィーンの市庁舎前広場で開かれるクリスマスマーケットが特に有名。高いせん塔のあるネオゴシック建築の建物を前に、イルミネーションがよく映え、美しい景色を作り出す。ウィーンでは他にも、マリアテレジア広場、シェーンブルン宮殿前など多くの場所でクリスマスマーケットが開催されている。
なお、クリスマスの名曲「きよしこの夜」は、ここオーストリアのザルツブルク郊外にあるオーベルンドルフという町で生まれたとされ、きよしこの夜礼拝堂なども建てられているという。
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1位(同率) チェコ
同じく1位のチェコは、「世界一美しいクリスマスマーケット」と称される、プラハの旧市街広場にて開催されるクリスマスマーケットが有名。世界遺産でもある旧市街は、美しく歴史ある建造物に囲まれていて、きらびやかに装飾され、巨大なクリスマスツリーが中心に立っている。
クリスマスにはチェコ語でスヴァジャークと呼ばれるホットワインがよく飲まれ、シュニッツェル(薄く切ったお肉にパン粉を付けて揚げた料理)などオーストリアの料理も楽しむことができる。
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3位 ドイツ
3位にランクインしたドイツは、クリスマスマーケット発祥の地ともされている。特にドレスデンのクリスマスマーケットは、世界最古といわれているそう。そして世界一有名とされるのが、ニュルンベルクで行われるクリスマスマーケット。毎年200万人が訪れ、180もの屋台が並ぶ。
また、世界最大とされるのはシュトゥットガルトで、これら3つはドイツの3大クリスマスマーケットと呼ばれているとのこと。立ち並ぶ多くのお店を巡り、グリューワイン(ホットワイン)を楽しんだり、工芸品をお土産に買ったりとクリスマス気分を満喫できる。
