モデルで女優の貴島明日香が、BSJapanextのバラエティ番組『おとなの嗜呑』(毎週土曜20:00~)の新MCに決定。このほど、12月2日放送のリニューアル初回の収録後に、MCの船越英一郎と取材に応じた。

  • 貴島明日香(左)と船越英一郎

    貴島明日香(左)と船越英一郎

■貴島にプレッシャーかけたスタッフに一喝

造り手たちの想いに触れ、全国各地のお酒を味わう同番組。“女将”として実際にお酒を飲みながら進行を務める貴島は「“できるかな…?”と緊張してたんですけれど、逆にお酒があるからこそコミュニケーションが取れる現場だったので、これからは不安よりはワクワクのほうが今は大きいかなと思います」と心境を語る。

船越は「基本的にこの番組はルールゼロですから。要するに僕らがお酒を楽しく飲んで楽しく勉強している、その様を皆さんに見ていただくっていう番組なんです。(貴島は)今日は一生懸命ルールを守ってやらなきゃっていうことに終始してたような気がするんですが、そんな必要は全くない番組ですから、ただただ楽しんでほしい。お酒をキャッキャ言いながらどんどん飲んでほしい。MCなんていなくても、番組なんて自然に回っていくんです」と、タガを外して楽しむようにアドバイス。

貴島がスタッフに「(進行役)頑張ってください」とプレッシャーをかけられたことを明かすと、船越は「誰だそんなこと言ったのは!(笑)」と一喝しながら、「この番組を見ていただかないと見られない貴島明日香さんっていうのを、これから皆さんにお見せできたらいいなと思いますね」と期待を示した。

また、貴島は「美味しいアテとともに日本酒を船越さんと一緒に嗜んだことで、日本酒がその一種の調味料になるっていうことをすごく実感できました」「日本酒をあんまり飲み比べすることが今までなくて、アテと合わせたときの日本酒の味わいの移り変わりが本当に深くて、日本酒の魅力ってこういうところあるんだなっていうのを今日実感することができました」と、勉強になったのだそう。

船越が「女将がこれからどんなふうに成長していくのか楽しみですよね。彼女が日本酒好きになってもらえたら一番いいなと思います。視聴者の皆さんと一緒に彼女をどれだけ日本酒の虜にできるかというのが、これからの僕らの課題かなと思います」と言うと、貴島は「女将としても、日本酒を嗜む身としても成長していきたいと思います」と意気込んだ。

  • (左から)貴島明日香、甲斐よしひろ、船越英一郎

    (左から)貴島明日香、甲斐よしひろ、船越英一郎

■甲斐よしひろ「もう1回来てもいいですか?(笑)」

貴島が初登場する12月2日の放送は、ゲストに船越の盟友・甲斐よしひろが出演。「特別編」として、フランス南西部の大西海岸に位置し、世界随一の銘醸地としても知られているボルドー地方のワインを嗜み、船越・甲斐が行きつけの店の焼ふぐなども登場する。

甲斐は「自分としてはテレビとかでは見せないところも持っているので、本当に自分の好きなことを全部、仕事にしちゃいけないなぁとは思っています。だから、僕はお酒が好きなんで、こういうお酒の番組には出たことがなかったんですよね。でもね、今日は本当に楽しかったですね。美味しかったし。収録の前は、こういう番組には来るのやめようと思ったんですよ、金輪際。…でも、もう1回来てもいいですか?(笑)」と、すっかり楽しんだ様子。

また、「一番大事なことって、自分の体をどう作っていくかじゃないかと思っていて。だから、そういう意味で今回の収録で飲んだワインや日本酒って、普段の生活でも楽しめるものだからこういう美味しいものを、ちゃんと美味しくいただくってことが本当に自分の体にとっても大事なことだなと思いましたね」と感想を語った。