ファミリーレストランのガストから、デカ盛りメニュー「ガストのがっつりごはん」3品が11月16日に登場しました。 前回実食した「富士山大盛りミートソース」に続いて、今回は「ガス郎魚介つけ汁うどんチャーシュー煮卵付き」を頂きます。
「ガス郎魚介つけ汁うどん」は、動物系・魚介系のダブルスープに1.5玉のうどんをディップして食べるつけ汁うどん。リッチなトッピング入りの「チャーシュー煮卵付き」バージョンも選べます。価格はそれぞれ、800円と950円です。
気になるのが、そのメニュー名に冠された「ガス郎」の文字。完全に、あのコアなファンを多数抱える人気チェーン「ラーメン二郎」を意識しまくりの名前じゃないですか。宣材写真を見ても、モヤシ、キャベツにチャーシューと、かなり寄せているのが分かります。ここまではっきりとリスペクトしているのであれば、ぜひ比べてみたくなりますよねえ。
カロリーはさぞスゴイことになっているのだろう……と思いきや、673 kcal(トッピング付きは906 kcal)と許容範囲なのも好感が持てます。150円差ということもありますし、今回はトッピング付きの「チャーシュー煮卵付き」を食べることにしました。
注文してしばらく待っていると……キタキタ~! つけ汁うどんが筆者の前に“着丼”しました!
おおおお、けっこうなボリューム感です。大きめサイズの丼に、ヤサイがこんもりと盛り付けられていますね。モヤシとキャベツに埋もれて麺が見えないんだが……?
つけ汁に鼻を近づけると、よくラーメン屋さんで嗅ぐような魚粉、そしてコショウの香りが漂ってきます。黒コショウがけっこう効いてそうですね。ていうか“追いコショウ”できるようになっています。
まずは、つけ汁から頂いてみますと……おおー魚介スープがけっこう濃厚! ニンニクと、特にコショウがかなり効いていて、ピリ辛感があります。ちなみに筆者は数えるほどしか二郎を食べたことがないため、「二郎を語るな」と怒られるかもしれませんが、二郎っていわゆる「豚骨しょうゆ」な味わいだと思うので、魚介強めな本品を一言でいうと「二郎にインスパイアされた魚介つけ汁」が近いかなーと思います。
しばらくヤサイを食べていたら、やっとうどんが見えてきました。
うどんもすすってみますと……うんうん、これはいわゆる「柔らかい系」のうどんです。「うどんにはコシがないとイヤ」という“コシ至上主義”の人にはやや物足りないかもしれませんが、私はけっこう好き。
食べ終わる頃には、かなりお腹がいっぱいになっていました。とはいえかなりの量のヤサイを食べていることと、背脂ギトギトだったりするわけでもないので、意外と爽やかな食後感があります。つけ汁が少し残ってしまったので、思わず「スープ割り」(注:残ったつけ汁を、出汁などで割って飲むこと)をお願いしたくなっちゃいました。
ラーメン好きでも納得感ある味わいに
ヤサイマシマシの、いわゆる「二郎インスパイア」感のある魚介つけ汁うどんで、胃袋の隙間をしっかり埋めにくる物量が好感度高い。ラーメン好きな人でも「おっ、スープうまいじゃん」って納得感ある味だと思います。パンチのきいたうどんを食べたい気分のときに、ガストという選択肢を思い出せると幸せになれるかもしれません。