今年も無印良品の「カカオトリュフ」がSNSで話題になっています。秋から冬にかけて期間限定で販売されるこの商品を、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
今回、人気の「カカオトリュフ」全5種をレビュー。すでにお気に入りがある方も、これから買ってみようかな? という方も、参考にしてみてくださいね。
SNSで毎年バズる「カカオトリュフ」、2023年のラインナップは?
無印良品の「カカオトリュフ」は、2019年の発売以来、その濃厚さと美味しさが話題となり毎年X(旧Twitter)で話題になる商品。今年も10月20日から季節限定で発売されており、無印良品の商品がお得に購入できる良品週間のタイミングで購入した方も多い様子。
ラインナップは全5種類で、昨年から継続の「塩キャラメル」「マール・ド・シャンパーニュ」「オレンジピール」「ピスタチオ」、そして今年からは「ヘーゼルナッツ」が加わりました。容量は全て100gで、価格は350円。2022年は290円だったので、今年は60円値上げされていますね。
「カカオトリュフ」はフレーバーも共通してフランス製。外国のお菓子=甘いというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、この商品もかなり甘め。ただずっしり濃厚なカカオ感と甘さを楽しみつつ、それぞれの素材感も楽しめる大人のチョコレートです。
2023年新作「カカオトリュフ ヘーゼルナッツ」
2023年の新作「カカオトリュフ ヘーゼルナッツ」 (100g・350円)は、ヘーゼルナッツを練り込んだトリュフチョコ。ナッツとチョコレートは王道の組み合わせですが、ピスタチオに加えて今年はヘーゼルナッツも登場しました。昨年発売された「ラズベリーマカロン」はスイーツ系の味わいでしたが、今年はナッツ系が充実しています。
カロリーは1袋100gあたり606kcal。「カカオトリュフ」シリーズは、どのフレーバーも1袋あたり11~12粒入っています。粒のサイズ感はまちまちですが、ひと粒あたりおよそ50kcalほどと考えると、食べるときにカロリー計算もしやすいですね。
ほろ苦いココアパウダーと濃厚なトリュフチョコの中には、キャラメリゼされているようなカリッと甘いヘーゼルナッツが散りばめられています。ヘーゼルナッツの風味と香ばしさ、そしてサクサクとした食感が楽しい!
筆者は「ピスタチオ」が好きでリピートしていたのですが、ピスタチオとはまた異なるナッツの風味と食感なので、「ナッツ系カカオトリュフ」で食べ比べするのも面白そうです。
カリカリ食感&甘じょっぱ「カカオトリュフ 塩キャラメル」
「カカオトリュフ 塩キャラメル」(100g・350円)は、塩キャラメルが練り込まれたカカオトリュフ。「カカオトリュフ」のなかでも「塩キャラメル」そして次に紹介する「マール・ド・シャンパーニュ」は、無印良品公式サイトの商品レビューが300件以上も寄せられており、ファンが多い商品のよう。
カロリーは1袋100gあたり590kcal。「カカオトリュフ」シリーズでは一番カロリーが低い……のですが、他の商品も590~600kcal台なので大差はなさそう。
カカオトリュフに練り込まれている塩キャラメルはカリカリと軽い食感。「ヘーゼルナッツ」もカリッと食感ですが、それよりもやや硬めの歯ごたえでした。トリュフチョコとはまた異なるキャラメルの濃い甘さに、ほんのりとした塩味がアクセントになっている塩キャラメルチョコレート。甘みと塩味、口の中でとろける重めのチョコとカリカリとした塩キャラメルの対比がユニークな一品です。
大人のご褒美「カカオトリュフ マール・ド・シャンパーニュ」
「カカオトリュフ マール・ド・シャンパーニュ」(100g・350円)は、シャンパーニュ地方産の、ぶどう由来の蒸留酒「マール」を練り込んだカカオトリュフ。パッケージには商品の向こうに温かみのあるライトが映り込んでいて、ちょっと華やかな雰囲気です。
カロリーは1袋100gあたり595kcalです。洋酒を使用しているのでお酒が好きな方にチェックしてほしいカカオトリュフ。ただしお子さんやアルコールに弱い方は控えてくださいね。
「マール・ド・シャンパーニュ」にはナッツなどは入っておらず、一見シンプルな見た目。カカオトリュフとほろ苦いココアパウダーの後に、ふわっとマールの香りが広がります。洋酒が使われているチョコと言えば「ラミー」「バッカス」が人気ですが、生チョコやラムレーズンとして入っているものとは異なり、「カカオトリュフ マール・ド・シャンパーニュ」はトリュフチョコにしっかりと練り込まれているので、チョコの濃厚さとシャンパンの香りを最初から最後まで楽しむ事ができました。
コーヒーや紅茶と一緒に楽しんでも、お酒と一緒に合わせても美味しい大人のためのご褒美チョコ、といった商品です。
フルーティなひと粒「カカオトリュフ オレンジピール」
「カカオトリュフ オレンジピール」(100g・350円)は、濃厚で香り豊かなカカオトリュフにオレンジピールを練りこんだ一品。パッケージに映り込んでいるのはオレンジでしょうか……?
カロリーは1袋100gあたり597kcal。原材料には砂糖漬けのオレンジピールが含まれています。
小さく刻まれたオレンジピールを見て「ちょっと物足りないサイズ感かな?」と思いましたが、実際に食べるとねっちりとした食感と爽やかで甘いオレンジの香りがしっかりと感じられます。フルーツとチョコの組み合わせが好きな方にはぜひおすすめしたいカカオトリュフです。
ナッツの食感が楽しい「カカオトリュフ ピスタチオ」
「カカオトリュフ ピスタチオ」(100g・350円)は、ピスタチオが練りこまれたカカオトリュフ。「ピスタチオが一番人気です」と無印良品の店舗ブログで紹介している店舗もあり、根強い人気商品のよう。
カロリーは1袋100gあたり606kcal。ヘーゼルナッツと同じカロリーです。
濃厚なカカオトリュフの中には、細かめに砕かれたピスタチオが。同じナッツ系フレーバーでもヘーゼルナッツは砂糖がかかったカリカリ食感の加工品でしたが、原材料を見るとこちらはそのままのピスタチオを使っているよう。歯ざわりも味わいも、よりシンプルなピスタチオ感が楽しめるカカオトリュフです。
気になるフレーバーは早めにチェックして!
なお2022年の「カカオトリュフ」は、フレーバーによっては早々に売り切れてしまう店舗もありました。筆者も「塩キャラメル」を探してさまよった記憶が……。季節の新商品かつ人気商品ということもあってか、11月上旬時点では「絶対に売り切れさせない!」とスタッフさんの強い意志を感じるほど在庫が山積みになっている店舗も。とはいえ気になるフレーバーは早めに購入しておくことをおすすめします。
5つのフレーバーが揃う無印良品の「カカオトリュフ」。お気に入りをヘビロテするもよし、新しい味にチャレンジするもよし、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。