女優の長谷直美が、11日に放送されるBS日テレのバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(毎週土曜21:00~)に出演する。

  • 長谷直美

アイドル歌手として芸能界デビューした長谷。18歳ですぐ免許を取り、現場にも愛車で通うようになった。アイドルといえば、運転禁止の印象も強いが、「野放しのアイドルというか。自分で現場まで行ってましたから」とぶっちゃけ、MCのおぎやはぎを驚かせる。

そんな長谷の初愛車は当時、社会現象にもなった国産スポーツカー。派手なエンジン音に、一同興奮の大拍手を送る。

「結構忙しかったですね」というアイドル活動で、癒やしになったのが運転している時間。「唯一1人になれる空間」と、当時を振り返る。しばらくして、女優としての活動も開始。当たり役になったのが、『太陽にほえろ!』のマミー役だった。確かな運転技術から、スピンターンを得意にする豪快な役どころが人気を博した。石原裕次郎さんをはじめ、竜雷太さん、小野寺昭さん、萩原健一さん、松田優作さんら、大人気俳優たちがこぞって出演。当時は「お茶くみの女の子にも脅迫状が来る」と女性陣には受難なこともあったというが、撮影秘話も赤裸々に語る。

プライベートでは95年に結婚し、フランスに移り住んだ。長女を出産して芸能界から離れ、16年は子育てに尽くしたという。フランス生活の難しさも経験したが、「強くなった人だけ住めますよ」と、人としての逞しさも培ったと告白。もちろん、フランスでもクルマを運転していたそうで、矢作兼もひるむほど難しいという、凱旋門周辺の運転方法も伝授する。

54歳で離婚したが、すぐに帰国することなく向かったのはロンドンだった。「16年子育てしていたわけ。何の勘もない。オーラもない」…そんな状況から、職場復帰を目指すため、演劇の学校に通うことに。当時の壮絶な生活も回想する。しばらくして帰国し、22年ぶりに俳優業を再開させるが、テレビの番組企画では思わぬ大病が見つかり…。

自身でラリーなどのレースも経験した長谷だけに、どちらかというとスポーツカーが多い愛車遍歴。最後には現在の愛車が登場する。世界的に愛されながら、今はもう販売を終了したドイツの名車の最後のモデルで、「これは私の最後の車だなという気持ちがあった」との覚悟で買ったが、実は収録翌日には手放すという。一体、何があったのか。

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