女優の川栄李奈が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『となりのナースエイド』(毎週水曜22:00~)に主演することが7日、明らかになった。川栄は、GP帯連ドラ初主演となる。
現役医師のベストセラー作家・知念実希人氏の原作を、バナナマンや東京03をはじめ数多くの芸人とコントを作り上げてきたオークラ氏の脚本でドラマ化する今作は、医療現場の縁の下の力持ち「ナースエイド(看護助手)」が主人公。患者に寄り添い心を癒やすプロだという熱い思いを持つナースエイド・桜庭澪(川栄)が、天才的オペスキルだがそれ以外は謎に包まれたイケメン天才外科医・竜崎大河との出会いによって、自分の生きる道を見いだしていく。
コメントは、以下の通り。
■川栄李奈 コメント
私はこれまで病院を舞台にしたドラマにあまり出演したことがなかったので、出演オファーをいただいて、とてもうれしく思いました。
ナースエイドという職業自体も今まで知らなかったので今回たくさん調べて、医療行為はできないけれど入浴や移動のお手伝いをする、患者さんの近くで寄り添う仕事だということを知りました。これまでの医療ドラマはお医者さんや看護師さんにスポットが当たることが多かったと思いますが、今回は、そのお医者さんや看護師さんの仕事を助けながら、誰よりも患者さんに寄り添う、というナースエイドの視点から描く、まったく新しいドラマです。
主人公の澪は、台本にも「前向きバカ」と呼ばれているシーンがたくさんあるくらい猪突猛進でポジティブな人。私もひとつの目標や夢があると突き進むタイプなので、共感しています。澪が同僚のナースエイドたちと交わす会話もすごくにぎやかで笑えますし、患者さんに寄り添って恋愛や仕事や家族などいろいろな悩みを一緒に解決していくところも楽しんでいただけたらと思います。
また、実は澪には衝撃の秘密がありまして…、その秘密が何かはまだ言えないのですが、毎話ごとに明かされていきますので、そちらにも注目していただきたいと思います。
■原作:知念実希人氏 コメント
この度、私が原作を務めさせていただいた『となりのナースエイド』が、連続ドラマとして制作されることになりました。
原作者としてとてもうれしく、そして光栄に思っております。
この企画を実現するために尽力して下さった関係者の方々に、心から感謝いたします。
川栄さんをはじめとする俳優の皆様、プロデューサー、監督をはじめとする制作陣の皆様、多くのプロフェッショナルな方々の手によって、私が文章で描いた『となりのナースエイド』が、どのような素晴らしい映像作品として生まれ変わるのか、一視聴者としてとても楽しみにしております。
■脚本:オークラ氏 コメント
僕はコメディー専門なので、コメディーの大定番『医療モノ』の脚本が書けて本当に幸せで、みんなが笑えて楽しめる、そんなドラマを目指します。…ただせっかくなので「なんか他の医療コメディーとはちょっと違う」みたいになれたらいいなとも思っています。…いや、本音を言うと「全然違うぞ」って思われたいです。
原作は知念実希人先生。どんな医療モノになるのか? 見ていただければ解き明かされます。
川栄李奈さん、その他、個性的な出演者でどんなコメディーが生まれるのか?楽しみです。
■藤森真実プロデューサー コメント
今回、とても素晴らしい方々とこのドラマを作り上げることができ、早く皆さんにお届けしたい気持ちでいっぱいです!
原作者の知念実希人さんと企画段階から相談し内容を詰めさせていただいた素晴らしい原作を、軽快でクスッと笑ってしまう唯一無二のセリフを紡いでくださるオークラさんに脚本にしていただいたことを本当にうれしく思います。とにかく面白いです!
そして、チャーミングな笑顔と確実な演技力で観る人たちを魅了する川栄李奈さんが、魅力的で個性的な主人公をどう演じて下さるのか私も今から楽しみです。
“ナースエイド”という病院の縁の下の力持ちの存在も、皆さんにこのドラマを通して知っていただきたいと思います。
来年の1月の放送を楽しみに待っていて下さい!
最後に…ただの病院ドラマではありません!皆さまをアッと驚かせたいと思います。
【編集部MEMO】
放送作家として数々のバラエティを担当してきたオークラ氏。TBS日曜劇場『ドラゴン桜』の脚本も手がけたが、マイナビニュースのインタビューに、「テレビドラマもバラエティと同じところがあって、意外にターゲットというのがハッキリしていて、そのターゲットがちゃんと喜んでくれるものを投げなきゃいけない。けど、バラエティよりも作家がやりたいことを反映させられるパーセンテージが高いから楽しかったですね」と、ドラマ脚本のやりがいを語っている。
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