アドバンスト・メディカル・ケアは10月30日、「フェムゾーンケア(デリケートゾーンケア)に関する調査」の結果を発表した。調査期間は9月1日~4日、調査対象は全国の15歳~69歳の女性、有効回答は1,000人。
まず、フェムゾーンの悩み(乾燥・ニオイ・かゆみ・黒ずみ・ムレなど)があるか調べると、「ある」は46.8%、「ない」は53.2%となり、女性の約2人に1人が自身のフェムゾーンについて何らかの悩みを抱えていることが判明。年代別では、悩みが「ある」と答えた割合は若年層で高くなる傾向がみられ、10代では60.2%、20代では59.3%を占めた。
続いて、フェムゾーンケアに関心があるか尋ねると、「ある」は48.6%、「ない」は51.4%との結果に。フェムゾーンの悩みがある人(468人)についてみると、「ある」は80.3%に上った。
次に、フェムゾーンケアについて人から教えてもらった経験があるか問うと、「ない」が90.1%を占め、「ある」はわずか9.9%に。教わった相手については、1位「友人」(32.3%)、2位「インフルエンサー<Instagram、X(旧Twitter)、YouTubeなど>」(24.2%)、3位「母親」・「カウンセラー(エステサロン、美容クリニックなど)」(各13.1%)、5位「きょうだい」(9.1%)と続いた。
また、フェムゾーンケアの適切な方法について詳しく知っているかとの問いには、92.2%が「知らない」と回答。一方、「知っている」は7.8%と1割未満にとどまった。