石油ストーブを使用する前に、「5つのチェックポイント」を確認して火災を防ごうーー。「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」(NITE)の公式X(@NITE_JP)アカウントによる呼びかけが参考になる内容です。

  • (NITE公式サイトより引用)

NITEによれば、石油ストーブ等による火災は11月頃から増えはじめるとのこと。使いはじめる前に以下の点に注意するのが良いと言います。

ポイント1 ほこりがたまっていれば取り除く。
ポイント2 対震自動消火装置が正しく作動することを確認する。さらに、石油ストーブの場合は、燃焼筒が正しく取り付けられていることを確認する。
ポイント3 燃料は新しい灯油を使う。ガソリンや混合燃料、昨シーズンの灯油は使わない。
ポイント4 カートリッジタンクの給油口ふたが確実に閉まっていること、漏れがないことを確認する。
ポイント5 機器と周囲の壁や可燃物との十分な距離が確保できていることを確認する。
(NITE公式サイトより引用)

なお、火災の原因は「誤使用・不注意による事故」の割合が最も多く、(5年間で269件のうち115件)。また70歳以上の高齢者による事故も131件で、年代が上がるごとに事故件数が急増する傾向があるのだそうです(※1)。

ちょうど寒くなってきた今の時期、自宅に石油ストーブ等がある人は、使用前に確認してみると良いかもしれません。

(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。2018年4月1日~2023年3月31日に発生した事故が対象。