フジテレビ系ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(毎週金曜21:00~)では、10日放送の第5話に、浜野謙太、嘉島陸、佐久本宝がゲスト出演する。
第5話の舞台は、大学のボクシング部。コーチの田中雄二を浜野、部員の上畑健を嘉島、相羽幸喜を佐久本がそれぞれ演じる。
ある日、香澄今日子(戸田恵子)の元へ、健の父母が相談に訪れる。健がスパーリング中に相羽から強いパンチを受け、脳しんとうと頸椎(けいつい)捻挫により入院を余儀なくされ、代表選考の試合を断念せざるを得ない状況に。大学側からは「事故だった」と説明を受け、健は「自分の練習不足が原因」と話す。
しかし、スパーリングの直前に署名を求められた「練習中に事故が起きても大学や相手選手を訴えない」という誓約書がひっかかっている上畑夫妻は、大学側の安全義務違反を問えるかどうか、相談へやってきたのだ。
一方、急きょ仕事を休むことになった蔵前に代わり、今日子のパラリーガルを担当することになった杏は、自筆の署名が入った誓約書をひっくり返すのは難しいと言う今日子に対し、大学側の過失を調べ争うべきだと上畑夫妻の依頼を引き受けてしまう。そんな矢先、杏の姉・天野さくら(江口のりこ)が所長を務める天野法律事務所の弁護士・大神楓(菅野莉央)が大学側の顧問弁護士として香澄法律事務所にやってくる。期間限定バディ、杏と今日子は、大神を相手に勝訴することができるのか…。
コメントは、以下の通り。
■浜野謙太 コメント
――ムロツヨシ、平手友梨奈の印象について
「ムロさんは大河(ドラマ)から連続なので、うれしいです。平手さんは知り合いから憑依(ひょうい)型だときいているので圧倒されて緊張しないよう頑張ろうと思います」
――本作の台本について
「蔵前さんと杏さんの関係性がコミカルでとても面白いです。コーチ役というか体育会系の人物を演じるのが初めてなので、少し戸惑いましたがおそらくこの田中コーチはそれら運動能力やパワーや、攻撃性を“脳あるタカ”的に隠し持った人と理解しています。それが垣間見えて恐怖を感じる瞬間があるかもしれません。すてきな物語を精一杯盛り上げたいと思います」
■嘉島陸 コメント
――ムロツヨシ、平手友梨奈の印象について
「ムロさんは撮影初日からとても気さくにお話をしてくださいました。そのおかげで緊張がとても和らぎました。平手さんは、お芝居のことも含め、ムロさんとたくさんコミュニケーションをとっていて、作品への熱量と姿勢に圧倒されました。ムロさんと平手さんが作り上げるこの現場の空気感に、僕自身たくさん鼓舞されました」
――本作の台本について
「このドラマをいち視聴者として毎週楽しみに見ていたので、ムロさんをはじめとする法律事務所のみなさんのセリフのかけ合いを台本で読むのも面白くて、その場面を想像するのがとても楽しかったです。そして、実はムロさんとは15年ぶりにご一緒することができたのですが覚えていて下さったことがうれしかったです。蔵前と僕が演じる上畑の2人のシーンもあったので、台本を読みながらワクワクしていました。僕が演じる上畑健はボクシングの日本代表に選ばれるほど強い選手です。それだけの努力を重ねてきて、ボクシングに対してひたむきに向き合ってきたのだと台本を読んで感じました。その真っ直ぐで、真面目で仲間想(おも)いの一面と部活中に起こった出来事をきっかけに上畑自身が抱えた葛藤や悔しさを表現していきたいです」
■佐久本宝 コメント
――平手友梨奈の印象について
「平手さんのイメージはものすごくミステリアスで、謎の部分が多いので、今回、どのようなお芝居をされるのか、楽しみです」
――本作の台本について
「スポーツとは縁のない青春を過ごしてきたので、相羽や上畑、ボクシングの世界の生き方や考え方をどう表現していこうかなと。あとボクシングシーンもあるので、いまからスタミナつけなきゃなと焦っています。撮影まで、頑張ります。僕が演じる相羽がどのような役柄か、言ってしまうとネタバレっぽくなってしまうので…。でも多分真っ直ぐな男なのだろうなとは思っています。真摯(しんし)に向き合っていけたらなと思っています」
■プロデュース・金城綾香氏(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
「浜野さんは大好きな俳優さんで、良い人も悪い人も演じられるすてきな方です。この物語において、どちらを演じていただいたのかどうか、放送をご覧いただき確認していただきたいです!嘉島さんは、前にご一緒した時より大人っぽくなって、鋭い眼光をみせて下さるようになりました!非常にストイックに仕上げてくださったので、ぜひボクシング部分も楽しみにしてください!佐久本さんは、今回、思いを胸に秘めて、あまり表に出さないキャラクターを演じてくださいました。ボクサーのシーンもとても楽しみですが、感情を爆発させるシーンも楽しみにしております!」
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