読売テレビの番組『るてんのんてる』が、3日(24:45~※TVer、ytvMyDo! での見逃し配信あり)に放送される。

  • 『るてんのんてる』より=読売テレビ提供

■障がい者専門風俗店のオーナーに密着

今回は2週連続で入社8年目のディレクター・喜久翔氏の企画「泣いた赤鬼」を放送する。本企画は“仕事の鬼”と呼ばれるその道のプロフェッショナルに密着し、泣くほど辛かった経験を聞くというハードドキュメンタリー。昨年10月に、海外で活躍する日本人AV女優MARICAやデスマッチプロレスラー葛西純に密着した第一弾が放送されると番組史上最高の見逃し配信数を記録するほどの大きな反響があったという。

1週目で密着するのは障がい者専門風俗店でオーナーを務める男性・ショウさん。介護福祉士をしていたショウさんは、ある日の入浴介護中のとある事がきっかけで障がい者向けの性サービスを思いつく。以降3年間、「嬢」として働いてくれる女性をスカウトし続ける日々を送り、何とか障がい者専門風俗店の開業にまでこぎつけたとのこと。初めてサービスを行う「嬢」と初めてサービスを利用する客にも密着し、働き始めたキッカケや具体的なサービス内容、様々な障壁について話を聞く。障がい者の性の“リアル”とサービス中のショウさんの意外な役割とは。

そして最後に明かされるのはショウさんが仕事を通して泣くほど辛かった経験。フットボールアワーの2人も唸らせた「障がい者専門風俗店で働く人気ナンバーワン「嬢」の衝撃のドラマとは。また喜久氏は「撮影のために、バリアフリー化されたラブホテルを探したのですが、その数のあまりの少なさに驚きました」と撮影の苦労を明かした。

【編集部MEMO】
2022年4月にスタートした、読売テレビの若手ディレクターがこれまで温めてきた渾身の企画を放送する実験的バラエティ番組。企画内容や出演者の制約がまったくない中、1人のディレクターが2週ずつ担当して、VTRを制作。“のん”岩尾望と“てる”後藤輝基による“のんてる”コンビが見届け人として進行する。