JR東日本千葉支社、千葉ステーションビル、日本ホテルは31日、JR京葉線幕張豊砂駅前の歩行者ネットワーク・広場・ホテルが2024年3月に開業すると発表した。広場内にバーベキューテラスや鉄道運転体験ハウスを設け、新たな交流拠点とする。
幕張豊砂駅の改札前からイオンモールおよび新設するホテルへと続く歩行者ネットワークを整備し、エリア全体の回遊性向上と各施設へのアクセス向上を図る。歩行者ネットワークは駅と同様、海風を感じる形状の白い膜屋根とし、駅から一体的にまちのイメージを演出する。
広場に設けるバーベキューテラスは屋根付きエリアも一部備え、ファミリー層を含む幅広い世代がさまざまなシーンで利用できるようにする。同じく広場内に設ける鉄道運転体験ハウスは、JR東日本トレインシミュレータと忠実に再現したE233系の運転台を備えた施設に。HOゲージ鉄道模型による鉄道ジオラマと操作台も設置し、幼児も簡単に操作が体験できるようにする。バーベキューテラスと鉄道運転体験ハウスは千葉ステーションビルが運営する。
鉄道運転体験ハウスは開業に先立ち、11月3・4日に千葉市中央公園などで開催される「ちばトレインフェスティバル」をはじめ、千葉市内で開催される地域のイベントで出張営業を行う。
JR東日本子会社の日本ホテルが運営する宿泊施設「JR東日本ホテルメッツ プレミア 幕張豊砂」(幕張豊砂駅から徒歩1分)も2024年3月25日に開業。「ひとつ上の上質に癒され、心と身体が豊かに満たされるホテル。」をテーマとした新ブランドのホテルで、パソコン用モニターやプリンターを貸し出し、客室に多機能シャワーと高性能ドライヤーを備えるなど、従来のホテルメッツに加えてさまざまなシーンで新たなサービスを提供する。
1階はロビーとフロント、2~11階は客室となり、客室数はシングル139室・ツイン90室の計229室。11月1日10時からインターネットで先行予約販売を行う。