きょう26日に、読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』2時間スペシャル(21:00~)が放送される。このたび、ダウンタウンが番組への思いを語った。

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    ダウンタウン=読売テレビ提供

■『ダウンタウンDX』今年で30周年

今回は「今夜で丸々30年! ダウンタウンDX 激レア映像祭2時間SP」と題し、1993年に放送開始した番組の歴史を紐解くスペシャル版。このたび、収録直後に読売テレビがダウンタウンにインタビューを行い、番組当初のことや、思い出に残っているコーナーなど、30年続いた番組への思いを聞いた。インタビュアーは読売テレビ社員で、長年ダウンタウンDXの制作にかかわり、現在は『ダウンタウンDX』宣伝を担当する部署に所属している西田二郎氏。ちょうど30歳のときに番組が始まり、今年還暦を迎えたダウンタウンは今何を語るのか。

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■ダウンタウンインタビュー

――番組開始当初、何年ぐらいやりたいと思ってらっしゃいました?

浜田雅功:いや~でも、すぐ終わると思ってた(笑)。

松本人志:最初、(大阪の)読売(テレビ)まで行かなあかんかったから、俺はむしろ早く終わって欲しかった! そしたら、まさかの東京で撮るという手に出やがって……。結局、終わるに終われないまま……。

――東京への変更は、早かったですよ~、制作メンバーも、東京支社の人間でしたから……。

松本:はっはっは! せやな。

浜田:東京に移って今のスタジオになるまで、3か所ぐらいで撮ってたやんか。遠~いとこ、多摩か?

松本:あったあった。

――多摩スタジオでも撮ってました。お2人が「絶対あそこでは収録せーへん!」とおっしゃってくれたから、今のスタジオに来れました。

浜田:おっしゃってくれたやなくて、あの時やめといたら良かってん!

松本:この番組、いっつもスタジオがない言うて、点々とさせられてん。

――在阪の読売テレビなんで、東京にスタジオを持ってないんです……。

浜田:だから、やめたらええやん!(笑)

松本:「このDXのセットが入るスタジオがなかなかないんです!」言うけど、セットちっちゃしたらええやん! なんなん? あほなんか?(笑)

浜田:まぁ30年は、まさか、という感じです。

――30年やってきて、お二人のやり方も変わってくるものでしょうか?

浜田:そっち側も試行錯誤してたやんか! さっきのVTR見た? ゲームやったりクイズやったり、いろんなことやって今のかんじやんか。……だから色々やってる時、やめるべきやってん! どうしたら良いか分かってなかったんやから! 挙句の果てに、馬のせたり、なんかしたり……。

松本:馬の時期が一番サイアクやった……。何してるか、よう分からんかったしね(笑)。

――よう30年続きました。ホンマに。乗り越えていったって感じですかね?

浜田:お前が何を言うてんねん!

松本:誰にぬかしとんねん!

――スタッフ含めてみんながです(笑)! 読売テレビもまさか30年やれると思っていなかった。

浜田:あとは、君がずっと前説してたやんか!

松本:やってたね~。

浜田:客を盛り上げようとして……。あれも、邪魔やった~!

松本:あれは、邪魔やった。はっはっはっは!

――ちょっと待ってください!……“アリ”やと思ってました。

浜田:はっはっは!

松本:邪魔なことも多かったよ、はっはっは! …てか今、自分何してんの? 読売テレビの立場は何なん?

――読売テレビのプロモーション担当です。DX30周年を宣伝して盛り上げようと……。

松本:部外者やんか! 何してんの?

――読売テレビワンチームで盛り上げてます! お2人の中で、これまでの30年で心に残っているコーナーはありますか?

松本:「視聴者は見た!」かな。あれは、結構グン、と行った感じがするな。あとは「スターの私服」も。

浜田:うんうん。

――ダウンタウンさんは、他の局でもたくさんの番組をされてますが、『ダウンタウンDX』が他の番組と違うところはありますか?

浜田:お前みたいな奴がおらん! 急に入ってきたりするような(笑)。

松本:(ゴングを指さし)これ言い出したんは誰? この「ゴング」。これは、俺、一つ褒めてあげたいところがある。これ、意外とやっぱり使えるときがあるからね。他の番組にはない。

浜田:ないない。

松本:これ言い出したん誰?

――これは、僕が……。

松本:嘘つけ!(笑)

――最後です。ダウンタウンのお2人にとって「ダウンタウンDX」とは一言でいうと何ですか? 浜田さん!

浜田:邪魔くさい!(一同爆笑)

――松本さん!

松本:me too.(一同さらに爆笑)

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