“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2023』の決勝が21日19時からTBSで生放送される。決勝初進出を決めたお笑いコンビ・サルゴリラ(赤羽健壱、児玉智洋)に喜びや意気込みを聞いた。

  • サルゴリラの赤羽健壱(左)、児玉智洋

2008年にスタートし、毎年TBSで決勝戦を生放送している『キングオブコント』。今年は史上最多となる3036組がエントリーした。決勝進出を決めたのは、ゼンモンキー、隣人、ファイヤーサンダー、カゲヤマ、サルゴリラ、ラブレターズ、蛙亭、ジグザグジギー、や団、ニッポンの社長(※エントリー順)の10組。決勝は『お笑いの日2023』(21日14:00～21:54)内で生放送される。第16代キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。

■「16年かかってやっと来られたのでめちゃくちゃうれしい」

――初の決勝進出が決まりましたが、心境を教えてください。

赤羽:『キングオブコント』が始まって16年。もともとジューシーズというトリオだったんですけど第1回から出ていて、16年かかってやっと来られたのでめちゃくちゃうれしいです。

児玉:本当にうれしいです。やっと。本当にうれしいしか……。

――どなたかに喜びを伝えましたか?

児玉:僕は奥さんに連絡して、めちゃくちゃ喜んでいました。子供ができたんですけど、子供部屋がないので、優勝して子供部屋付きの家に住みたいです。今はお友達が来たら恥ずかしい家なので。

赤羽:僕は芸人仲間からお祝いを。同期の囲碁将棋の根建(太一)とか、ライスの関町(知弘)とか、普段一緒に活動することが多いGAGの福井(俊太郎)とかです。僕らファイナリストにもなったことがなく、賞レースコンプレックスみたいなのがあったので、やっと行けてよかったです。 :

■又吉直樹の言葉「面白いから大丈夫」に勇気づけられている

――決勝進出を報告したい人は?

2人:又吉(直樹)さんですね。

赤羽:名付け親なので。

――ずっと応援してくれていましたか?

児玉:もちろん!

――又吉さんのおかげでパワーアップできたということがありましたら教えてください。

赤羽:児玉は一緒に住んでいたので。

児玉:お世話になりっぱなしです。名づけ親ですし、困ったことがあったら相談していたので、続けられているのは又吉さんのおかげだと思います。

――もらった言葉で大切にしていることは?

児玉:背中をずっと見ていますし、「面白いから大丈夫」とずっと言ってくれていたので勇気づけられています。いけるのかもなと思えたので、又吉さんに感謝しています。