地域の活性化を目指し持続可能な事業の創造に取り組んでいるマイナビ不動産が、10月23日、千葉県・袖ヶ浦の駅前に新しいカフェ&ダイニング「FARMCOURT CAFÉ&DINING」をオープンします。そのグランドオープンに先がけ、10月14日に開催されたプレオープンに密着! 同カフェ&ダイニングの名誉店長に就任した、元サッカー日本代表の宮間あやさんと佐藤勇人さんにもお話しを伺いました。

  • 「FARMCOURT CAFE&DINING」カフェ店内

    「FARMCOURT CAFE&DINING」カフェ店内

地域にとってリビングのような場所を目指して

JR袖ヶ浦駅前のゆりまちモール内に位置する「FARMCOURT CAFÉ&DINING」。住宅街に囲まれたこのショッピングモールは、地元の人の交流の場として、多くの人に親しまれています。

  • 袖ヶ浦駅前

    袖ヶ浦駅前

プレオープン当日は、「そでがうらまつり〜アイワレイサノサ〜」の開催日。

  • 会場にはのぼりがずらり

    会場にはのぼりがずらり

子どもから大人まで、幅広い年齢層で賑わい、住宅街にもたくさんの屋台が出店されていました。地域全体でお祭りを受け入れ、楽しんでいることがわかりますね。

  • 住宅街から公園まで、さまざまなエリアで屋台を出店

「FARMCOURT CAFÉ&DINING」では、唐揚げやビールなど、お祭りにぴったりなメニューを販売し、お店は大きな賑わいを見せていました。

  • 「FARMCOURT CAFÉ&DINING」は大盛況

    「FARMCOURT CAFÉ&DINING」は大盛況

「FARMCOURT CAFÉ&DINING」のテーマは、「地域住民にとっての第二のリビング」。店舗を訪れる誰もが居心地よく、新しい人との交流が生まれる場所にしたいという想いが込められているのだとか。

その想いを体現した店内は、月ごとに入れ替わるシンボルツリーを立て、店前・店内から四季を感じられるような工夫が随所に感じられます。

  • シンボルツリーと、それを囲むカウンター席。奥にはテーブル席も

    シンボルツリーと、それを囲むカウンター席。奥にはテーブル席も

また、ツリーを囲むように配置されたカウンター席は、隣の人とふとした会話が生まれるきっかけに。地元の人と交流が楽しめる空間となっています。

レギュラーメニューも、幅広い人が楽しめるようさまざまな工夫が。昼は大人向けのランチメニューに加えて超お得なキッズランチプレート、カフェメニューをお手頃価格で提供し、夜は気軽に立ち寄って軽く一杯飲めるようなダイニングバーに変身。

  • キッズランチプレート(330円)

  • (ランチ)エッグベネディクト(1,320円)

時間帯によってメニューや雰囲気を変え、ファミリーも学生も大人も、世代を問わずに楽しめる場となりそうです。

元サッカー日本代表が名誉店長として来店

またこの日は、「FARMCOURT CAFÉ&DINING」の名誉店長に就任した宮間あやさんと佐藤勇人さんが来店。店頭でお客さんと交流したり、お祭りのステージで挨拶も行いました。

  • 左:佐藤勇人さん / 右:宮間あやさん

    左:佐藤勇人さん / 右:宮間あやさん

ステージにふたりが登壇すると、会場は大盛り上がり! 「袖ヶ浦がみなさんにとって1番の街になるように、僕も微力ながら協力していければいいなと思っています」(佐藤さん)と千葉への想いを語り、「この後はお店にいるので、みなさんぜひ立ち寄ってみてください!」(宮間さん)と、お店のPRに一役買う一幕も。ステージでの挨拶後には、お店にたくさんの人たちが来店!

  • サッカー少年とお話する佐藤さん

    サッカー少年とお話する佐藤さん

「写真を撮ってください」「サインください」というひとりひとりの要望に、ふたりとも笑顔で答えていました。サッカー少女に「うまくなるにはどうすればいいですか?」と聞かれ、「続けることが大事だよ!」とアドバイスする場面も。

  • サインや写真撮影など、店頭でお客様との交流を楽しんだ

目指すのは住民が誇れる街。元アスリートが描く千葉の未来

プロ引退後、佐藤さんは地域のサッカーチームでボランティア活動を、宮間さんは千葉県・白子町でカフェ&ジェラートショップを営むなど、今でも千葉県との縁を大切にしているふたり。今回の名誉店長の就任にあたっては、構想段階からマイナビ不動産と打ち合わせを重ねてきたのだとか。

  • ,名誉店長就任まで約1年。改修前の店舗見学など、構想段階からカフェに携わってきた

    名誉店長就任まで約1年。改修前の店舗見学など、構想段階からカフェに携わってきた

そこで、お客様との交流後、「FARMCOURT CAFÉ&DINING」のドリンクメニュー片手に、千葉への想いや、今後実現したい未来についてお伺いしました。

――本日はよろしくお願いします! まず、全国的に影響力のあるおふたりが、なぜ千葉県に根ざした活動を行なっているのか教えていただけますか。

佐藤:僕は埼玉県出身で、中学1年生のときに千葉に引っ越してきました。だからこの場所は、仲間たちと青春時代を過ごした場所であり、プロになる前から応援してもらった場所でもあります。長くお世話になった場所だからこそ、なにかにお返ししたいなと。

宮間:田舎から都会、港町まで、本当になんでもある千葉が地元であることが、私にとっては誇りです。

  • ,「海外にも住んだけど、千葉は本当になんでもある!」と宮間さん

    「海外にも住んだけど、千葉は本当になんでもある!」と宮間さん

だから、そんな千葉の良さを特に下の世代に伝えていくことで、千葉を離れることなく、みんなで盛り上げていきたいなと思いました。

――そんな千葉県で、今後実現したいことはありますか。

佐藤:今までは、サッカーに関連する活動をやってきましたが、次のフェーズとしてはスポーツを一生懸命やってきた学生と地元の企業を繋げていきたいなと思っています。というのも、プロを目指していた子が、プロになれなくて、その後苦労しているケースってとても多いんですよ。

  • ,プロになれなかった友人が、苦労する姿を間近で見てきたのだそう

    プロになれなかった友人が、苦労する姿を間近で見てきたのだそう

だから、学生のうちに企業を知って、「こういう仕事も面白いな」「こんな企業があるんだ」とか、スポーツのほかにもうひとつ、将来の選択肢を増やしてほしいなと。

宮間:私はまだ、なにかを与えてあげるところまで到達していないと思うので、日々触れ合う人やすれ違う人たちと、千葉県で一緒に過ごしていきたいと思っています。具体的には、このカフェのような憩いの場が増えていったら嬉しいですね。

  • ,カフェラテを「美味しい!」と飲む一幕も

    カフェラテを「美味しい!」と飲む一幕も

例えば袖ヶ浦は、小さいお子さんから年配の方まで、活き活きと暮らしていて、新しいものと昔の文化が共存している部分がとても素敵だなと。その良さをこのような交流の場から、さまざまな人に広めていけたらいいですね。

――おふたりとも違うベクトルで実現したい未来があるんですね!今後、マイナビグループと実現したい未来などはありますか。

佐藤:先ほどお伝えした、地元の企業と高校生をつなげていくことやりたいですね。例えばこのカフェを使って、ワークショップをやるとか、経営者を呼んで講座をやるとか、そんなことを総合人材会社であるマイナビさんとできたらいいなと思います。

  • ,「マイナビ不動産が不動産業界について講座をしてもよさそう」と佐藤さん

    「マイナビ不動産が不動産業界について講座をしてもよさそう」と佐藤さん

その結果、プロになれないからスポーツをやめるのではなく、好きな仕事に就いて、スポーツも続けられる未来を創れたら嬉しいですね。

  • ,宮間さんは先日、「マイナビアスリートキャリア」の動画にも出演

    宮間さんは先日、「マイナビアスリートキャリア」の動画にも出演

宮間:スポーツ選手のセカンドキャリアを見つけるきっかけづくりをしたいと思っています。選手のうちに、やめた後の選択肢について考えることで、競技に集中できるという話もあるみたいですし、そういうきっかけをつくることで、安心して選手になれる人が増えるのかなと。この名誉店長もその取り組みのひとつで、女子選手は引退後、カフェ経営を目指す人が多いので、そういう人に少しでも知ってもらえると嬉しいです。


インタビューの最後には、「住んでいる人が、この街を好きといえる街をつくりたい」と話していたふたり。少しでもまちづくりに貢献できるよう、今後は住民の願いを叶える企画など、名誉店長としてさまざまな取り組みを行なっていくのだとか。

カフェとしての側面に加え、地域の交流やまちづくりの役割を担う「FARMCOURT CAFÉ&DINING」。ぜひ千葉を訪れる際は、袖ヶ浦まで足を運んでみてはいかがでしょう。

  • FARMCOURT CAFÉ&DINING

■information
FARMCOURT CAFÉ&DINING
千葉県袖ヶ浦市袖ヶ浦駅前1-39−12 ゆりまち モール内
グランドオープン:10月23日(月)10:30~22:00