ジャニーズWESTの重岡大毅が主演、女優の新木優子がヒロイン役を務めるテレビ朝日系新ドラマ『単身花日(たんしんはなび)』(毎週土曜23:00~、初回は1時間拡大スペシャル)がきょう14日にスタートする。

  • 左から重岡大毅、新木優子=テレビ朝日提供

■男女4人の“止められない愛”描く『単身花日』第

いわしげ孝氏の同名コミックを実写化する今作は、30代の男女4人の“止められない愛”を描く「単身赴任ラブサスペンス」。ハウスメーカー・サンバスホームハウジングの営業マン・桜木舜(重岡)は、ビッグプロジェクトを任され、妻・ゆり子(高梨臨)と娘・花奈(宮崎莉里沙)を東京に残し、中学時代を過ごした鹿児島に単身赴任することになる。そこで、中学時代の初恋の相手・武田花(旧姓・桐野)(新木)に再会。この再会がきっかけとなり、舜の17年ぶりとなる鹿児島帰還を祝う同窓会が開かれることに。同窓会では、中学時代のライバル・片山直哉(田中樹)が花と、「花」「直ちゃん」と名前で呼び合うなど、やたら親密な様子を目の当たりにし、なぜか嫉妬心に火がつく舜。その後も、一等航海士の夫は1年の大半を海の上で過ごしているため、ほぼひとり暮らし状態の花の無邪気な言動に翻弄されることになる舜は、愛する妻と初恋の人の間で激しく揺れ動くことになる。

単身赴任を機に、17年間閉じられたままだったパンドラの箱が開き、タブーに踏み込んでいくことになる舜と花。さらに地元のハウスメーカーの営業マンで、仕事でも強力なライバルとなる片山、電話に出ないことが増えて夫の浮気を疑い始めたゆり子も混じえ、禁断の四角関係がぼっ発する。

  • 重岡大毅

■タブーな愛、衝動的な欲望、小さな裏切りが生む疑念…危険な問題が凝縮

仕事先で再会を果たし「オマエにだけは絶対負けない!」と舜に敵意むき出しの片山は、中学時代には舜と“2大モテ男”として人気を二分していた。奥様方にバラの花束を贈るなど、キザで派手な振る舞いとあふれ出る色気を武器に営業する片山だが、この2人の対立をさらに激化させるきっかけとなるのが、愛犬家マダム・折口麗子(小沢真珠)。謎の美女がどんな風に2人をかき回すのか!? 片山は、舜の中学時代の親友で気のいい同僚でもある鳥貝拓也(前原瑞樹)でさえも、同窓会で“唯一会いたくない男”に名前を挙げるなど、手放しで“いいヤツ”とは言えない人物のよう。そんな片山がキザなポーズを決めながら遅れて登場した同窓会では、司会を務める鳥貝&裕子(金澤美穂)夫妻の独断で、舜と花が恥ずかしすぎる罰ゲームのターゲットに。仲間たちが盛り上がる中、静かに2人を見つめる片山の視線は、みるみる険しくなっていく。

  • 田中樹

第1話からタブーな愛、衝動的な欲望、小さな裏切りから生まれる疑念、そして禁断の四角関係が始まる予感に想像を絶する過去の秘密まで、危険な問題が凝縮されている今作。冒頭や後半には“白いワンピース姿の女性”の不穏な映像が。山の中を裸足で逃げまどう女性、その正体とは。「初恋は殺しておかなければならない」――“終わっていなかった初恋”に警鐘を鳴らす鳥貝の言葉どおり、舜と花がパンドラの箱を開いたことで、禁断の愛に壮絶な過去の秘密が絡み合い、物語は衝撃の展開に突き進んでいくことに。

  • 新木優子

  • 高梨臨