タレントの叶姉妹が3日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。友人関係に悩む高校1年生にアドバイスを送った。

  • 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

■大好きだった友人を嫌いになってしまった

この日の配信では、「中学から仲が良い友人と、高校で初めて同じクラスになった」という相談者のお悩みを紹介。はじめは、「とてもうれしかった」そうだが、「最近、距離が近くなりすぎて、一緒にいるのが嫌になった」と吐露。「休み時間にお菓子を食べていると、“ちょうだい!”と言って袋ごと持ち去り、残り数個になった状態で平然と返してくる」「お弁当のおかずを勝手に食べる」といった相手の行動が原因だと言い、「大好きだった友人を嫌いになってしまった。今後、友人とはどのような関係性を築けばいいのか?」という相談が寄せられた。

これに対し、「それは大変なことなわけ?」と不思議そうに語る恭子に、美香は、「お姉さんはいつもこんな感じですもんね」と苦笑い。続けて、恭子は、友人の態度について、「もしかすると、変わっていったのではなくて、元々そうだったのに、この方が気がつかなかったのかもしれない」と分析しながら、「第一、なぜそんな方とお友達になる必要があるのか」「(友人に)注意する必要もない。その方の生き方があって、ご自身の生き方がある。その方を、そこまで固執して考える必要はあるのかなって思います」と、自身の考えを伝えた。

■「そんな人じゃなかった」に思うこと

また、よく言われる「そんな人じゃなかったのに……」という言葉について、恭子は、「本当はそんな人じゃなかっただけかもしれない」と話し、美香も、「人は変わらないとか、変わってしまったとか、そういう風に決めつけることは危険なことかもしれない」と主張。一方で、「環境などによって、人間は誰しも必ず変わっていく。基本的なものは変わらなくとも、ずっと変わらない方はなかなかいないのではないか」と説いた恭子は、「長い人生、短い人生、その方の考えによって、大きく変化することはありますよね」と語って、話題を締めくくっていた。