Klookは、10月5日、この秋に訪日観光客が注目する体験・スポットを調査した「2023年秋、訪日外国人観光客が"日本でやりたいこと"ランキング」の結果を発表した。同ランキングは、2023年9月時点でのKook上での予約動向及び検索数に基づき、"紅葉の秋"、"芸術の秋"、"食欲の秋"の3つの観点からそれぞれ上位10件の体験・スポットを選出している。

  • "紅葉の秋"TOP10

はじめに、"紅葉の秋"TOP10では、宮崎県の高千穂峡ツアーが人気No.1という結果となった。本調査では、「高千穂峡の神秘的で美しい自然が海外の芸能人やインフルエンサーのSNS投稿で世界的に有名となり、この秋に日本の紅葉を楽しみたい訪日客にとっての最旬スポットとなっている」と説明。

また、京都の嵐山や北海道の豊平峡、栃木のひたち海浜公園や大阪のなばなの里等は紅葉の名所として外国人にも大人気とのこと。

  • "芸術の秋"TOP10

"芸術の秋"TOP10では、No.1含めTOP10中チームラボが4つランクインするほど、チームラボの人気がうかがえる結果に。

こちらもさまざまな海外セレブのSNS投稿が背景にあると考えられるという。中でも8位にランクインした佐賀県の「チームラボ かみさまがすまう森」は、ホテル併設の広大な敷地でチームラボならではの自然とアートの融合を楽しむことができる、その名の通り日本の自然の神秘を感じられるスポットとして外国人にも人気とのこと。

また、3位の「アートアクアリウム美術館GINZA」は、立地的に外国人が訪れやすく、室内ながら季節ごとに変わる展示で日本の四季を楽しめる。芸術においても"和"の空間や日本の季節を感じたい外国人が多くいることがわかる。

  • "食欲の秋"TOP10

"食欲の秋"TOP10では、ふぐと焼肉が外国人に人気であることがわかった。ふぐ料理は海外では珍しいため、日本滞在中に食べてみたい人が多いのだそう。また、高級な焼肉や懐石料理も上位にランクインする結果となった。