京都鉄道博物館は5日、電気機関車EF52形1号機の車内公開を行うほか、『梅田駅のコンテナ輸送 ~コンテナの一日~』と題し、1979(昭和54)年頃の梅田駅の映像を解説つきで上映するなど、11月開催のイベントについて発表した。
電気機関車EF52形1号機は、鉄道省と車両メーカーが共同で開発し、1928(昭和3)年に登場した国産初の幹線旅客用直流電気機関車。阪和線などで活躍した後、1978(昭和53)年から交通科学博物館(2014年閉館)で保存・展示され、現在は京都鉄道博物館の本館1階に展示されている。同機の特別公開は11月の土曜日・日曜日・祝日、10時から16時30分まで開催(12時から13時30分まで休止)。車内も公開される。
11月のワークショップとして、鉄道上映会『梅田駅のコンテナ輸送 ~コンテナの一日~』を開催。企画展「モノを運ぶ鉄道展 ~列車が乗せるのは人だけじゃない。~」に関連した貴重映像の上映会で、1979(昭和54)年頃の梅田駅の映像に京都鉄道博物館職員の解説を交えて紹介する。
上映会は11月11・12日に本館2階の企画展示室内シアターコーナーで行われ、11時30分・14時・15時30分からの各日3回(各回約40分)開催。各回20名の先着順で、開催時刻の15分前に開場。定員数に達し次第、受付を終了する。
11月の「おとなの学び講座」は、貨物鉄道輸送150年を記念したテーマで、京都鉄道博物館の学芸員が解説する。11月16日14~15時に本館3階ホールで開催。定員は50名。先着順のため、定員数に達し次第、受付を終了する。