トヨタ自動車とKINTOが展開する「KINTO FACTORY」は、新型「アルファード/ヴェルファイア」に独自のメーターデザインを追加するソフトウェアアップデートの提供を開始した。新たに加わるデザインは「Classic Gear」と「Metallic」の2種類。どんな見た目? 価格は?

  • トヨタの新型「ヴェルファイア」

    新型「アルファード/ヴェルファイア」にメーターデザインを追加!

トヨタ初のサービス、始まる

トヨタが2023年6月に発売した新型アルファード/ヴェルファイアには、既定のメーターデザインとして「Casual」「Smart」「Tough」「Sporty」の4種類が設定してある。画面の操作を通じ、好みのデザインに切り替えることが可能だ。

  • 新型「アルファード」
  • 新型「ヴェルファイア」
  • 新型アルファードの車内

  • 左が新型「アルファード」、中央が新型「ヴェルファイア」、右が新型アルファードの車内

KINTO FACTORYでは今回、既定の4種類に加えて、独自のメーターデザインとして「Classic Gear」と「Metallic」の2種類を追加。計6種類の中からデザインを選択することを可能とする。

  • 新型「アルファード/ヴェルファイア」のメーターデザイン

    既存のメーターデザイン4種類

  • 新型「アルファード/ヴェルファイア」のメーターデザイン

    「Classic Gear」(上)はギアのギミック感やレトロ感を楽しめるデザインにしたとのこと。「Metallic」(下)はシンプルな高級感を徹底的に追求しているそうだ

同サービスは、購入した車両でも、KINTOでサブスク契約をした車両でも利用できる。価格は「Classic Gear」と「Metallic」の2種類セットで9,900円。ソフトウェアのアップデートを実施するには販売店に車両を持ち込む必要がある。施工を受け付けているのは東京都、千葉県、埼玉県、静岡県、愛知県、大阪府、福岡県にある店舗だ。申し込みはKINTO FACTORYのWEBサイトか販売店の店頭で行う。

ソフトウェアアップグレードによるメーターデザインの追加はトヨタ初のサービス。アルファード/ヴェルファイアが第1弾で、今後は他の車種でも展開していく。

ちなみに、アルファード/ヴェルファイアをKINTOのサブスクサービスで乗る場合、これから申し込むと納期はアルファードが最短6カ月、ヴェルファイアが最短7カ月となるそうだ。

なお、KINTO FACTORYでは今回、既存車種向けのアイテムを拡充した。先代「ハリアー」(60系)では「本革ステアリングへの交換」、先代「プリウス」(50系)では「ブラインドスポットモニターの後付け」が新たに可能となった。