「いつかは彼女と結婚したい」と考えている男性は、他の男性がどのようなタイミングで結婚を考えるのかや、彼女はどう思っているのかなどが気になるでしょう。

本記事では男性が彼女と結婚したいと考えるタイミングや、彼女が結婚を考えているときのサイン、結婚したいけれどできない理由、結婚したいと思われる彼氏になる方法などを紹介します。

  • 「彼女と結婚したい」と考えるのはどんなとき?

    彼女と結婚したいと考えるタイミングや、彼女が結婚に前向きではないときの対処法などを紹介します

「彼女と結婚したい」と彼氏が考えるタイミング

いつかは彼女と結婚したいと考えている男性でも「何をきっかけに決断すればいいのか」「本当に彼女でいいのか」などと迷う人も多いでしょう。

ここからは、男性が彼女との結婚を考えるタイミングについて考えていきましょう。

心の支えがほしいと思ったとき

男性が身体的・精神的に弱ったとき、彼女の支えがあると、結婚を決意する可能性があります。例えば病気で寝込んだ、仕事で失敗したなどのタイミングです。

彼女の優しい看病や励ましの言葉に安心と頼りがいを感じて、「将来も支えてほしい」と結婚を決意します。独身に居心地の良さを感じる男性でも、弱ったときにはパートナーの偉大さを感じる人が多いでしょう。

将来についての話題が増えたとき

彼女と将来について話す機会が増えることも、男性が結婚を考えるタイミングの一つです。

「将来についてどう考えている?」「将来はどこに住みたい?」「子どもはほしい?」などの話題が増えると、自然と彼女との将来が具体的にイメージできてきて、その結果結婚を意識するという人も多いでしょう。

価値観が合い、ずっと一緒にいても疲れないと感じたとき

彼女といるとき、いつも笑っている自分に気が付いたり、一緒にいる時間が長くてもストレスがないと感じたりしたとき、結婚を意識するケースがあります。

結婚生活を営む上で、お互いの価値観のすり合わせは重要です。金銭感覚や食べ物の好み・インテリアの好み・趣味・将来設計など、さまざまな軸に対し、それぞれの考え方があります。

相手の価値観で引っ掛かる部分があると、恋愛感情が燃え上がっているときはいいかもしれませんが、時間がたつとともに我慢できなくなる可能性があります。

しかしドキドキする気持ちが落ち着いてきてもずっと一緒にいたい、居心地がいいと感じる場合は、結婚したいという気持ちにつながっていくでしょう。

彼女のことを手放したくないと思ったとき

結婚を具体的に考えていなかった男性でも、彼女が離れてしまう危機に直面すると、「彼女を手放したくない」という思いから結婚を決意するケースもあります。

例えば彼女から「結婚しないなら別れる」と言われたり、彼女に好意を抱く男性が現れたりしたときが挙げられるでしょう。自分の気持ちや彼女の大切さに気付き、結婚を真剣に考えます。

周囲の結婚ラッシュ

仲の良い友人の結婚が続くと「自分も結婚したい」と焦る気持ちが芽生え、結婚を意識するケースもあります。友人から「〇〇はいつ結婚するの?」などと聞かれ、結婚を考える人も多いでしょう。

友人の結婚式に参列したり、楽しい結婚生活の話を聞いたりして、友人が幸せそうと感じたときも、彼女との結婚を考える機会になります。

さらに今まで遊んでいた友人が家庭を持ち遊ぶ機会が減ると、より「結婚したい」という気持ちが強まる場合もあるでしょう。

親を安心させたいと思ったとき

親を安心させたいという思いで結婚に踏み切る男性もいます。男性自身の年齢が高い、または男性自身の年齢は低くても親の年齢が高い場合に多いでしょう。

ただし、親を安心させるだけの目的で結婚することはおすすめしません。焦って結婚を決めると、結婚生活がうまくいかない可能性があるためです。結婚については、親への思いは一つのきっかけにとどめ、彼女と自分の相性を見極めた上で決断しましょう。

彼女と自分の親の関係が良好だと感じたとき

男性が自分の親と彼女を会わせたとき、「仲が良い」「結婚後もやっていけそう」と感じた場合も、結婚を意識するでしょう。自分の親とうまくコミュニケーションが取れていたり、親が彼女を気に入った様子だったりすると、「この人となら家族になれる」と感じます。

反対に、親から結婚を反対されて交際をやめてしまうカップルや、結婚後に義理の親とうまく行かずに離婚するというカップルもいます。自分の親と良好な関係が築けるか不安な場合は、気軽な雰囲気で彼女を実家に呼ぶのもいいでしょう。

彼女との交際期間が長くなったとき

交際期間が一定の期間に達したときも、結婚を考える男性がいるでしょう。

この「一定の期間」には個人差がありますが、国立社会保障・人口問題研究所が2021年(令和3年)6月に実施した「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、調査時点から過去5年間に結婚した初婚同士の夫婦について、平均交際期間は4.3年だということです。

そのため、3、4年以上交際していると結婚を意識する可能性が高くなると考えられます。

ただし、例えばお互い高校生のときから交際しているカップルは、2人がそれぞれ定職に就いて経済的に安定し、結婚を考えるまでに5年~10年ほどかかるというケースもあるでしょう。

反対に、出会ったときの年齢が比較的高く、結婚を前提に交際している場合、交際1年以内に結婚を決断する男性も珍しくないでしょう。

彼女が結婚を考えているときにありがちなサイン

  • 彼女が結婚を考えているときによくあるサイン

もちろん結婚は一人でするものではないので、彼女の気持ちが大切です。それでは、女性が結婚したいと思っているときのサインとは、どのようなものなのでしょうか。

親や親しい友人に会わせたがる

親に紹介したいと実家に誘われたり、友人に会わせたいと言われたりした場合、彼女は結婚を考えているかもしれません。

学生ではなく社会人であれば、軽い気持ちで交際相手を親に紹介しようと考える女性は少ないでしょう。彼女の親に会えば、彼女の親からも結婚を期待されるかもしれません。

また今まではそういった話がなかったのに、突如友人を紹介されるという場合も、自分のコミュニティーの人たちも含めて末長く一緒にいたいと思っている、あるいは友人に結婚相手としてふさわしいかを見定めてもらうためとも考えられます。

男性が彼女の親や友人に会うことを拒むと、結婚する意思がないと判断され、別れを検討されるかもしれません。

友人の結婚の話をしたり、結婚式にまつわる話をしたりする

友人が結婚するという話や、友人の結婚生活についての話をするようになった場合も、彼女は結婚を考えているのかもしれません。

そういった話をすることで、彼氏に結婚を意識してもらおうとしたり、反応を見て気持ちを探ったりしている可能性があります。

また結婚式の特集が組まれた雑誌や、芸能人の結婚を報じるテレビ番組を見ながら、「へー、これ、すてきじゃない?」「この2人結婚したんだね。付き合ってるってうわさ、長かったもんね」などと言うこともあるでしょう。

このときに素っ気ない態度を取ると、結婚する意思がないのだとみなされ、がっかりされるかもしれません。

いつかは彼女と結婚したいけれど、踏み切れない理由

  • 彼女と結婚できない理由

心の中で「いつかは結婚したい」と思いつつも、「まだ結婚は考えられない」と考える男性は少なくないでしょう。一体何が、男性を消極的にさせているのでしょうか。

男性が結婚に踏み切れない理由を考えていきましょう。

貯金がなく、金銭的な余裕がない

結婚後は、2人で暮らす家への引っ越し代、結婚式や披露宴、ハネムーンの費用などが掛かります。もしも妻となる人が専業主婦を希望する場合は、2人分の生活費も掛かります。

そのため貯金がなかったり、収入に余裕がなかったりする男性は、家計を支えられる自信が持てず、結婚に踏み切れないというケースもあるでしょう。

しかし最近では共働きの夫婦が増えていて、金銭面においては女性が協力的な場合も多いです。

結婚したいけれど金銭的に不安があるという男性は、お金について一度彼女と話し合ってみましょう。

仕事が忙しく、結婚のことを考える余裕がない

仕事が忙しく、時間にも気持ちにも余裕がないと、結婚について考えづらくなります。

特に休日に平日の疲れを取るため寝て過ごしているような男性は、結婚後の共同生活がイメージしにくい状況です。仕事に打ち込んで成果を上げたいと考えている人も、結婚を後回しにする傾向があるでしょう。

今の生活に満足している

今の生活に満足している男性も、なかなか結婚に踏み切れないでしょう。現状の仕事や友人、彼女との付き合いに満足していて、結婚後に仕事のルーティーンや生活リズムが変化することに抵抗を感じるためです。

趣味が充実していると、自由な時間がなくなることを恐れるかもしれません。

しかし結婚したいと思うなら、いつまでも自分中心の生活を続けるわけにはいきません。彼女に「結婚後も自分の時間がほしい」と相談したり、調整できる点がないかを考えたりしてみましょう。

まだ責任を持てない

結婚に踏み切れない男性の中には「まだ責任が持てない」という気持ちを持つ人もいます。男女平等とはいえ、今でも「家族を養う」「守る」「幸せにする」という考えを持っている男性もいます。

特に経済的に不安がある男性は「責任が持てない」と感じやすいでしょう。子どものことを考えると、なおさら「自分はまだ結婚できない」と尻込みし、結婚に慎重になります。

結婚は妻を養ったり一方的に幸せにしたりするものではなく、妻と一緒に幸せになるものだと考えると、気が楽になるかもしれません。

結婚したいと思われる彼氏になるには

  • 彼女に結婚したいと思われるためには

男性側が結婚したいと思っていても、彼女がまだ乗り気でないケースがあります。彼女からすると「この人は人生の伴侶にふさわしいか」とまだ見定めている段階かもしれません。

そこで、彼女に結婚したいと思われるための方法を紹介します。

一緒に居て安心できると感じさせる

一緒にいて安心できる人かどうかは、結婚を考える上で重要です。例えば、トラブルが起こったときに冷静に対処する人や、すぐ感情的にならない人、浮気の心配がない人などが挙げられます。

精神的に落ち着いており、どんなときでも頼れる存在に対して、多くの女性は結婚相手としての魅力を感じるでしょう。

経済的に余裕を持つ

男性が経済面を不安に思うように、女性も結婚後のお金を心配している可能性があります。家計における収入が、自分の働き方や生活費のやりくり、住む場所、子育ての方針などに影響するためです。

収入が安定している男性は、女性からすると安心できるでしょう。しかし日頃から趣味にお金を掛けていたり、飲み歩いて浪費していたり、無計画にボーナスを使い切ったりしている場合、女性は結婚後の生活を不安に感じるはずです。

また収入が高くない場合でも、ギャンブルなどを行わず、上手にやりくりをして楽しく生活していれば、女性側も安心です。

彼女に結婚したいと思ってもらうには、今後のキャリアプランや収支の状況、貯金額などを伝え、経済的な自立をアピールするといいでしょう。

家族との仲や、子ども好きをアピールする

彼女に結婚したいと思ってもらうために、自分の親や、小さい子どもへの接し方に気を付けましょう。

例えば彼氏がお母さんにキツく当たっていたり、わがままを言っていたりするのを見聞きした彼女は、将来は自分もあんな風に扱われるのかと思ってしまうかもしれません。

彼氏がマザコンなのも彼女にとっては困りものですが、家族に優しくできない男性は、一緒に家庭を持つイメージを持たれづらいものです。思いやりを持って家族と接していることをアピールするといいでしょう。

また彼女が子どもがほしいと思っているのであれば、男性側からの子ども好きアピールも効果的でしょう。友人の子どもや、街で出会った子どもなどに優しく接していると、「一緒に子育てをしてくれそう」と、好意的に捉えられるはずです。

逆に泣いている子どもに対して迷惑そうな顔をしたり、子どもが話し掛けているのに適当にあしらっていたりすると、彼女は子育てに不安を抱くでしょう。

彼女が結婚に積極的でない場合の行動

  • 彼女に結婚を考えてもらうための段取り

彼女との結婚を決意しても、彼女が乗り気でなければ話は進みません。ここでは、彼女の気持ちを確かめ、彼女に「結婚したい」という前向きな気持ちを育んでもらうためのポイントを解説します。

自分の気持ちを伝える

彼女に結婚を意識してほしいなら、結婚したい気持ちをストレートに伝えることが大切です。もしかすると彼女は彼氏が結婚についてどのように考えているのかが分からず、興味がない振りをしているだけかもしれません。

実際に彼女が結婚をあまり考えていない場合も、なぜ結婚したいと思うのかを真剣に話せば、彼女の気持ちが変わるかもしれません。

ただしこのとき、「ただ結婚がしたい」のではなく、「『あなたと』結婚がしたい」ということを伝えるのが大切です。「誰でもいいから結婚したい」と思っていると思われると、「私は無理だから他の人を探して」と言われてしまう可能性があります。

2人で将来について話し、彼女の不安を取り除く

彼女が結婚に対して不安を感じていそうな場合は、彼女の不安を取り除くために、2人で将来について話し合いましょう。

なぜ彼女は結婚に乗り気ではないのか、何が不安なのか、聞き役に徹して解決できる方法を探してください。不安要素として、経済面、価値観の相違、家事の負担、子育てとキャリアの両立、義理の親との同居などが挙げられます。

真剣に話し合った結果、不安を取り除くことができれば、彼女も結婚に前向きになってくれるかもしれません。

無理に迫らずに待つことも大切

彼女が結婚に消極的な場合は、彼女の気持ちが変わるまで待ちましょう。無理に結婚を迫ると、彼女にとってのプレッシャーになり逆効果です。

期間を決めて待ったり、結婚したいと思われるよう自分磨きをしたりしてください。前述したように彼女が結婚に対して不安があるなら、その不安を取り除くために努力することも重要です。

期間を決めて同棲してみる

結婚生活がイメージできるよう、同棲を提案してみるのもいいでしょう。このとき、惰性で交際が続かないためにも、事前に期間を決めることをおすすめします。

同棲により不安要素が解消でき、結婚に前向きになってもらえる可能性があります。

ただし、結婚前の同棲をよく思わない家庭もあります。彼女とよく相談し、彼女の親御さんに挨拶をしてから同棲を始めるのが無難でしょう。

お互いの気持ちを確かめて、結婚に踏み出そう!

男性が彼女と結婚したいと考えるタイミングは、周囲で結婚ラッシュが起きたとき、彼女との居心地の良さに気付いたとき、交際期間が一定の期間に達したときなどさまざまです。

しかし結婚したくても、踏み切れないという男性もいます。また男性が結婚したいと思っても、彼女がその気ではない可能性もあります。

結婚をするには、2人で話し合い、不安を取り除くことが重要です。お互いの気持ちや方向性を合わせていけば、きっと結婚を前向きに進められるでしょう。