新生活や新年など、何かの節目のタイミングで「これからはかっこいい人を目指そう」と考える男性は多いでしょう。
今回の記事では、「かっこいい人」と周囲から思われるために努力したいことを、外見と内面に分けて紹介いたします。
かっこよくなりたい男性が努力したいこと【基本編】
漠然と「かっこよくなりたい」と思う人は多いものの、かっこよさの基準は人それぞれで、容姿を磨きたい場合も、内面を磨きたい場合もあります。
自分がどのようにかっこよくなりたいかを意識しましょう。
清潔感がある
相手に悪印象を与えないためには、清潔感のある外見を目指すことが必要です。鼻毛をカットする・口臭対策をする・爪は伸ばさないなど、基本的な身だしなみは必ず整えましょう。
また、最近では髭を整えたりスキンケアをしたりということも、相手を不快にさせないマナーとして定着しつつあります。
「外見からかっこよくなりたいが、どのようにすればよいか分からない」という人は「清潔感のある外見」を第1目標とすることがおすすめです。
さらに見栄えがよくなるよう髪型をアレンジしたり似合う服装を考えたりする「おしゃれ」は次の段階として設定するとよいでしょう。
人を惹きつける魅力がある
「かっこいい人」というのは、「人に好印象を持たれる魅力がある人」と言い換えられます。
外見が目立たなくても、前向きな考え方で周囲を鼓舞したり、周囲を手助けしたりする人は人格面で高く評価され、かっこいいと思われます。
他人の悪口をいわないよう心がけたり、意識して人を助けたりするところから始めてみましょう。ただし、お節介になりすぎたり、自分のことが疎かになったりしないようにバランスをとることも必要です。
一生懸命仕事に取り組んでいる
社会人生活において、責任感と余裕がある人は、老若男女問わず頼りにされます。また、仕事や、やるべきことに真面目な人は信頼を得られます。不測の事態に対応できる計画性を持ち、自分の仕事や目標を達成するよう心がけましょう。
自分の成果を誇示して無理に目立とうとするよりも、謙虚に振る舞った方が周囲からの印象はよくなります。常に1歩引き、周囲の人を立てるような振る舞いを心がけることがおすすめです。
かっこよくなりたい男性が努力したいこと【外見編】
ここからは、かっこよく見せるためには外見のどのようなことを意識するべきかを解説していきます。
小さなことから日常生活で意識してみましょう。
姿勢をよくする
内面が明るく誠実な人でも、仕事中の姿勢が悪いと暗い印象を与えてしまいます。
姿勢をよくすると、それだけで誠実さやしっかりしている印象に。猫背は癖になりやすいため、座っているときだけでなく歩くときも背筋を伸ばすことが大切です。
また、筋肉が衰えていたり、体が凝っていたりすると背筋を伸ばして長時間作業することが辛くなります。日頃から体を鍛えて、体を引き締めることも姿勢の維持に効果的です。
髭や肌を手入れする
清潔感のある外見を目指したいときは、肌が不潔だったり、脂ぎっていたりしてはいけません。男性の肌質は、水分量が少なく皮脂が多い傾向なので、肌質にあった洗顔料を使うことが清潔感の維持に重要です。
また、髭もできる限り整えるようにしましょう。ただし、髭を剃ると肌が荒れやすい状態になります。化粧水や乳液などでの保湿を心がけることでよいコンディションを保ちやすくなるので、髭剃りと併せて肌の手入れをする習慣をつけましょう。
髪型を整える
人前に出る際は、寝癖が残っていないか、髪が伸びすぎていないかなどを意識しましょう。
また、イメージチェンジしたいときは髪型を変えてみることがおすすめです。ヘアワックスを上手に使い、自分に似合う髪型を探してみると「清潔感がある」から一歩進み「おしゃれでかっこいい」という印象に近づけます。
美容院へ髪を切りに行く習慣があるなら、担当の美容師さんに自分に似合う髪型や、髪質にあった手入れの仕方を尋ねてみてもよいでしょう。
服装に気を配る
肌や髪の手入れがしっかりできている人の場合、TPOを守り清潔感のある服装であれば、目立つデザインでなくても相手に好印象を与えられます。
服装を選ぶ際は色使いを意識し、派手になりすぎないように気をつけましょう。また、似合う色や服の形は顔立ちや体形によって違います、どのような色やアイテムが自分に似合うのかを知れば、自分に合ったコーディネートができるようになります。
眉毛を整える
肌の手入れや服装に気をつけているのに、どこか垢ぬけて見えない場合は、眉毛を整えるだけで野暮ったさが消えることもあります。
また、眉毛を整えると外見に気を遣っていることが周囲に伝わりやすく、印象もよくなるため、ときどき手入れをするとよいでしょう。
元々の眉の形だけだとイメージ通りにならないというときは、アイブロウを使って書き足す方法もあります。顔全体のバランスを見ながら、自分に似合う眉の形や長さを探しましょう。
香りに気を遣う
視覚だけではなく、嗅覚も人間の印象を左右します。汗の臭いにはとくに気をつけましょう。外見で清潔感を印象付けようとしても、服や体が臭っていると台無しです。
香水や匂いつきの制汗剤などを使う手もありますが、香りのつけすぎは汗の臭いと同様に強い不快感を与えるため、適量を心がけましょう。
強い香りで体臭を無理やりごまかすのではなく、汗や体の臭いを感じさせないように無臭を目指すことが理想です。香水をつけるならおしゃれの一環として、軽くふんわり香る程度がベストです。
歯のケア・ホワイトニングをする
身だしなみとして自分の体を手入れするとき、忘れがちなことが歯の手入れです。
肌や髪と比べて常に見える部位ではないため意識しにくいものの、歯並びや歯の色は表情の印象に大きく影響します。また、歯は年齢と共に黄ばんでくることが多く、白い歯を保つことで若々しい印象を与えられます。
歯をきれいにするためには、喫煙の頻度や食生活など日頃の生活に気を配るほか、歯医者でホワイトニングをしてもらうことも可能です。費用は掛かりますが、確実に歯を白くしたいときに有効です。
筋トレで引き締まった体を作る
さらに上を目指したい場合は、運動や筋トレを習慣づけて体を引き締めてもよいでしょう。
適度に体を引き締めるとファッションの選択肢が増えるほか、自己管理ができる人だという印象も与えられます。また、筋肉量が低下すると疲れやすくなるため、適度な運動は内面の余裕を保つためにも有効です。
本やインターネットでもトレーニングのやり方を学べますが、目標とする体形になるまで継続したい場合や長期にわたって習慣づけたい場合は、ジムを利用すると効果的でしょう。
かっこよくなりたい男性が努力したいこと【内面編】
外見を磨いたところで、内面が伴っていなくては好印象は長く続かず、かえって幻滅されます。
ここからは、「かっこいい人」と周囲に思われる人が持っている内面の共通点を紹介します。小さなことから意識してみましょう。
ポジティブな考え方を持つ
自分を貶めるような発言をする人よりも、いつも前向きでいる人の方が多くの場合よい印象を持たれます。
今の自分に自信が持てなくても、後ろ向きなことを口に出さないように気をつけることから始めてみましょう。自分を卑下することをやめて自信を持つように心がけると、自然と態度に表れるため、自己肯定感や余裕につながります。
ただし、自信過剰になって、自分以外の人を貶めるような発言をすることは逆効果です。
他人の悪口をいわない
同じ職場で働いている人同士や親しい友人同士の雑談では、他人の悪口をつい口にしてしまうことがあります。普段はそれほど邪険に思っているわけでもないのに、周囲に流されて悪口をいってしまった経験がある人もいるでしょう。
しかし、周りに流されず、人を傷つけない姿勢を持つ人は「自分の意志を曲げない」という印象を与え、周囲から一目置かれます。また、些細なことで怒らない人は安心感を与えるため、自然と周囲の雰囲気をよくするでしょう。
仕事は責任を持ってこなす
仕事で優秀な結果を出せる人は、大抵の場合カリスマ性やリーダーシップがあります。部下や後輩をしっかりと導ける人に対して、「かっこいい」「自分も見習いたい」と思うこともあるでしょう。
また、仕事を真面目に最後までこなせる人は、仕事以外においても堅実で信用できるという印象を持たれます。社会人としての責任をしっかり果たしている姿は性別問わず好印象を持たれやすく、周囲から頼りにされます。
困っている人を助ける
困っている人を自然に助けられると、「性格がよい」「頼りになる」など好印象を持たれます。
人を助けるときには、見返りをもとめないようにしましょう。人付き合いにおいて損得勘定で動く人は、悪い印象を持たれやすくなります。
立場に関係なく人を気遣い、小さなことでも相手のためを思って行動すると、周囲からの評価は自然に上がります。また、自分が困ったときには周囲に助けてもらえるでしょう。
余裕を持つ
落ち着きを持って行動することも、周囲にかっこよく見られるための大きな要素です。余裕のある振る舞いは懐の深そうな印象につながるため、周囲から頼りにされる存在になります。
仕事や勉強をギリギリに慌てて片付けるといった癖がついている人は、事前にスケジュールを立ててその通りに動くことを意識していきましょう。
計画性と堅実さを持って行動する
どのようなことでも、真面目にコツコツとこなすことが成功の近道です。目標や、やるべきことに向かって少しずつ努力している人は周囲から評価され、「かっこいい」と思われるようになります。
また、物事に取り組む際は、不測の事態が起こっても対応できるようにしましょう。余裕のある無理のない計画を立て、想定外の遅れが出たときでも慌てないことが肝心です。
堅実さと誠実さを持って物事に取り組んでいれば、自然と余裕が生まれ、懐が深くなります。
堂々と振る舞う
全ての人が、あなたの行動の一部始終を見て評価するわけではありません。
例えば、他社との合同発表会のために前々から計画を立てて努力し、完璧な資料を作って社内の人から高く評価されても、本番で堂々と発表できなければ社外の人には伝わりません。
緊張する場面でも動じない人は「かっこいい人」として印象付けられます。過程の努力を無駄にしないためにもここぞという場面では自信を持って発言をし、適切な場面でリーダーシップを発揮できるよう心がけましょう。
かっこいい男性になろう
周囲から「かっこいい」と思われるためには、見た目の清潔さが必須条件です。また、かっこいい人を目指すことは容姿や生き方を見直すきっかけになり、人生を豊かにします。
生き方をかっこよくすることで、理想のかっこいい男性像に近づくでしょう。