京王電鉄は8日、新宿駅・渋谷駅のどちらでも乗降り可能な通勤定期券「どっちーも」と、聖蹟桜ヶ丘駅と京王多摩センター駅または京王永山駅を利用できる「多摩版どっちーも」の発売額を10月1日から改定すると発表した。

  • 京王電鉄の通勤定期券「どっちーも」「多摩版どっちーも」が10月1日から値上げに

通勤定期券「どっちーも」「多摩版どっちーも」は、通勤定期運賃に1,020円(1カ月定期の場合)を追加することで、通常の定期区間に加え、対象駅のうち1駅で乗降りできるサービス。「どっちーも」の場合、「各駅~新宿駅」定期券は渋谷駅でも乗降り可能、「各駅~渋谷駅」定期券は新宿駅でも乗降り可能となる。

「多摩版どっちーも」の場合、「聖蹟桜ヶ丘駅~調布以東の各駅」定期券は京王多摩センター駅または京王永山駅のいずれか1駅でも乗降り可能、「京王多摩センター駅~調布以東の各駅」定期券と「京王永山駅~調布以東の各駅」定期券は聖蹟桜ヶ丘駅でも乗降り可能となる。

10月1日からの改定は「どっちーも」「多摩版どっちーも」の両方を対象としており、通常の定期券に乗降り可能な駅を追加する料金として、1カ月定期は現行の1,020円加算から、改定後は1,200円加算に。3カ月定期は現行の2,910円加算から3,420円加算、6カ月定期は現行の5,510円加算から6,480円加算にそれぞれ値上げされる(小児運賃は半額)。なお、2023年9月30日までに購入した「どっちーも」「多摩版どっちーも」は、有効期限まで使用できる。