東京国立博物館 平成館にて、10月11日より開催する特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」(会期は10月11日~12月3日)の各種観覧券が、9月8日正午より各プレイガイドにて販売開始となる。

同展展は、日本絵巻史上最高傑作として名高い「四大絵巻」(源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、伴大納言絵巻、鳥獣戯画)が30年ぶりに集結するほか、「神護寺三像」(伝源頼朝像、伝平重盛像、伝藤原光能像)、「三大装飾経」と称される久能寺経、平家納経、慈光寺経、さらに、浜松図屛風、日月四季山水図屛風など、平安時代から室町時代の優品を精選し紹介するもので、総展示件数は約240件。そのうち7割超が国宝と重要文化財となるという。(※会期中に一部作品の展示替えあり)

  • 主要作品の展示期間

千年を超す歳月のなかで、それぞれの時代の最先端のモードをとりこみながら、描き継がれてきたやまと絵は、常に新たな創造を志向する美的な営みといえる。四季の移ろい、月ごとの行事、花鳥・山水やさまざまな物語など、あらゆるテーマで描かれるやまと絵の華麗な歴史を味わう貴重な機会となりそうだ。