JR東海は28日、新たな特別企画乗車券「名古屋おでかけきっぷ」を10月1日に発売すると発表した。通年でフリー区間内の快速・普通列車(普通車自由席)が乗降り自由となる1日フリーパスとして、JR西日本インターネット予約サービス「e5489」で販売される。

  • 関西本線名古屋~亀山間で快速・普通列車に使用される4両編成の315系

「名古屋おでかけきっぷ」の発売額は大人1,500円・こども750円。名古屋地区の東海道本線(三河三谷~関ケ原・美濃赤坂間)、中央本線(釜戸~名古屋間)、関西本線(名古屋~亀山間)、高山本線(岐阜~美濃太田間)、太多線、武豊線がフリー区間となり、快速・普通列車(普通車自由席)が1日乗降り自由に。乗車日が翌日にまたがる場合、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効となる。

10月1日に発売され、使用期間も「10月1日~通年」とされている。なお、フリー区間内で特急列車等を利用する場合は運賃部分のみ有効とされ、料金が別途必要とのこと。

  • 「名古屋おでかけきっぷ」フリー区間(JR東海提供)

JR西日本インターネット予約サービス「e5489」で発売されるが、JR東海の新幹線ネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」にログイン後の画面からリンクする「EX 旅先予約」で「e5489」を利用する場合に限定される。「e5489」は発売・変更・払戻し等の取扱いが駅および旅行会社での購入(「e5489」で予約せず購入する場合)と一部異なり、詳細はJR西日本のサイト等を確認する必要がある。