元BiSHのセントチヒロ・チッチが、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(19日21:00~)に出演する。

  • セントチヒロ・チッチ=フジテレビ提供

『ほん怖』初出演で主演を務めるチッチは、初挑戦となるホラー作品で自身が実際に経験したエピソードを、本人役で演じる。

ある日、チッチが実家に帰省すると、玄関で出迎えた母(宮崎美子)と弟(奥智哉)から「変なモノ連れてきて!」と言われてしまう。霊を感じやすく、普段から“視える”母と弟にはチッチの背後に何かが見えるらしい。帰宅したそばから大量に清め塩を入れたお風呂に入らされ、何も感じない分不安は募るばかり。その夜、チッチは母からお守りを渡され早く寝るように忠告されるも、ついつい夜ふかししてしまう。眠気に襲われて眠ろうと布団に潜り、うとうととし始めたその瞬間、金縛りにあい、身動きが取れなくなってしまう…。

■セントチヒロ・チッチコメント

――『ほん怖』出演の感想を教えてください。
「『ほん怖』は小さい頃から大好きなテレビ番組で、憧れだったので幸せな気持ちで撮影させていただきました。ナレーションをする声とか、出演する姿とか想像もできなかったので撮影が楽しみでしたし、家族にもすぐ報告しちゃいました!実は母と弟は幽霊が“視える”体質でよく“視えた”話をしているのですが、こういうホラー作品はすごく怖がりながらも面白がって一緒に見ていました。幽霊が視えていてもいなくても、一緒に番組を楽しめると思います(笑)」

――『視えない来客』の見どころについては?
「私の体験談を基に作っていただいたエピソードで、母や弟の姿も忠実に再現されています!懐かしくもあり、怖さを思い出してゾクッとしてしまう撮影でした。見ている皆さんもビックリすると思うのですが、本当に体験したお話なのでじっくり味わってほしいと思います!」

――最近体験したゾクっとしたエピソードはありますか?
「双子の猫ちゃんを2匹飼っているのですが、一緒に生活している中で突然消える瞬間があるんです。家中探しても絶対に見つからないのですが、少しするとフラッと出てくるんです。それが本当に不思議でゾクッとしています。確実に家の中にいるのに、どこを探しても出てこない。一生懸命探しても出てこないので最近はあえて探すのをやめて待っていると、“お疲れ~”みたいな態度で急に出てきて(笑)。部屋のどこかに秘密の扉でもあるのかなと、ゾクッとしながらも日々ファンタジーを感じています」

――放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。
「私が大好きなホラーというジャンルを皆さんと一緒に楽しみたいので、私自身も放送が楽しみです。終わった後は感想を共有しながら、忘れられない思い出にしたいです。怖ければ怖いほど“見てよかったー!”と幸せになるくらいホラーが好きなので、皆さんも同じ思いになってほしいです!“怖いが幸せにつながる”ので見てください!」

■プロデュース・大野公紀氏(フジテレビ ドラマ・映画制作センター)コメント

「“怖いが幸せにつながる”。ロケの際、ホラーへの愛をそんな言葉で表現してくださったセントチヒロ・チッチさん。ドラマ『視えない来客』は、チッチさんが実際に味わった恐怖体験であり、ご本人役を丁寧に、そして繊細に演じてくださいました。アーティストとして多くの方を魅了し、熱狂の渦に巻き込んできたチッチさんが、今回俳優として見せた姿、ぜひ楽しみにご覧ください!」

(C)フジテレビ