三井不動産は、8月3日、兵庫県神戸市垂水区にて推進中の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画」が建築着工したことを発表した。なお、開業は2024年秋を予定している。
同計画地は、JR神戸線および山陽電鉄本線が交わる「垂水駅」「山陽垂水駅」から徒歩圏内であり、国道2号や第二神明道路「高丸IC」「名谷IC」からも至近の交通利便性が高い施設とのこと。1999年10月に開業した「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(開業当時の施設名:マリンピア神戸ポルトバザール)を一時閉館し、新たに事業地として拡張したラグーン(海水を引き込んだ池)周辺の敷地を含む施設の一体的な建替え工事を行なう。
同計画により、従前約130店舗だった店舗数を約150店舗に拡大し、国内外のファッションブランドやセレクトショップ、キッズ、スポーツ&アウトドア、生活雑貨など、幅広い店舗・ブランドを充実させる予定だという。
また、アウトレット棟に隣接するラグーン周辺約 21,000 ㎡に及ぶ敷地を事業地として拡張。明石海峡大橋を望む海沿いの景観やラグーンの親水環境を最大限活用したアスレチックやドッグラン、フォトスポット等のアクティビティゾーンを設け、景観を楽しみながら買い物を楽しめる施設へと刷新する。
さらに、地元企業による地場産品を使用した飲食機能の提供や地元事業者の繋がりを活かしたイベント開催により、強力な地域連携を図るとのこと。加えて、地域のコミュニティを創出するため、建替え前から続くコミュニティスペース「マリンピアラボ」でイベントやワークショップを多数開催予定。また、ラグーン周辺の環境を活かしたレストランやBBQエリア、イベントスペースを新設し、幅広い世代が憩える魅力的な場を創出するという。