マンダムは、現在の部活を行う高校生を見て感じる部活の身だしなみルールに関する調査結果を8月2日に発表した。同調査は2023年6月、高校時代に部活経験のある20代~40代の男女1,314人を対象にインターネットにて実施した。

  • 全体の調査結果

はじめに、部活を行う高校生を見て髪ルールへの疑問や理不尽さを感じるか尋ねたところ、「はい」が44.2%、「いいえ」が38.2%、「わからない」が17.6%という結果に。

  • 年代別の調査結果

世代別では、「はい」と回答したのは20代(54.8%)が最も多く、次いで30代(46.9%)、40代(30.8%)と年代が上がるにつれて低くなる傾向にあった。

  • 高校生が外見上の自己表現と部活を両立することへの賛否

高校生の外見上の自己表現と部活の両立への賛否を項目別に聞いたところ、賛成派の1位は「髪型」(72.9%)、次いで「部活時の服装」(59.8%)という結果に。

1位は「髪型」だったが、同じ髪に関することでも「髪色」については52.5%と、「髪型」と比べて約20%の差があった。また、「髪色」の賛成派は「メイク」(52.8%)とほぼ同等の数値となった。

  • 高校生が部活と自己表現を両立することへの世代別の賛否

高校生の外見上の自己表現と部活の両立への賛否を世代別に見てみると、「髪型」に関しては、賛成派が最も高い30代と最も低い20代の差はわずか2.1%となり、どの世代も賛成派が多いことが分かる。

一方で、メイクに関しては、賛成派が最も高い30代と最も低い40代の差は12.8%となり、大きな差が見られた。