十勝平野の北東部に位置する北海道足寄町(あしょろちょう)は、雄大な自然が広がる緑豊かなまち。ラワンぶきや豆類やチーズ等の乳製品といった、広大で豊かな大地を生かした多彩な特産品があります。
今回紹介する返礼品は、足寄町に工房をかまえる「しあわせチーズ工房」の「幸」。Japan Cheese Awards 2020でグランプリ、World Cheese Awards 2022で最高ランクのスーパーゴールド(部門:加熱圧搾/6カ月以上)を受賞したことのある逸品です。令和4年度の足寄町のふるさと納税で、寄附件数、金額ともに最も多かった返礼品なのだそう!
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は、「しあわせチーズ工房『幸』」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!
足寄町の返礼品「しあわせチーズ工房『幸』」について
・返礼品名:【北海道足寄産】しあわせチーズ工房「幸」1kg
・提供事業者:しあわせチーズ工房
・北海道足寄郡足寄町茂喜登牛141-4
・内容量:1kg
・寄附金額:2万9000円
「しあわせチーズ工房『幸』」のふるさと納税の寄附金額は2万9000円。放牧乳の豊かな風味と奥深い味わいが特徴の、長期熟成ハードタイプチーズが1kg届く返礼品です。
足寄町にある「ありがとう牧場」の放牧時期(5~12月)の牛から搾った生乳で製造した、国産ナチュラルチーズです。放牧期間中のミルクは、味と香りがとても良く、発酵する力も強いため、チーズも素晴らしい味わいになるのだそう。
熟成期間6カ月以上という時間をかけたハードタイプのチーズで、しっとりしたかたさが特徴。
薄くスライスしてそのまま食べるのがおすすめとのこと。青草の香りをはじめ、熟成した深い旨みやミルクの甘み、ナッツやキャラメルのような香ばしさを楽しめます。
「しあわせチーズ工房『幸』」がふるさと納税の返礼品になった経緯と実績
「放牧酪農推進のまち足寄町」を宣言する足寄町は、牛にとっても、酪農家にとっても、雄大な自然を感じながら生きることのできるストレスフリーな環境。
「しあわせチーズ工房」代表の本間幸雄さんは、自身の求める最高のチーズ作りができる牛乳と環境を求め、長野県から北海道に移り住み、足寄町茂喜登牛(もきとうし)に辿り着いたのだそう。
「本間さんにとって理想の環境を生み出す足寄町の地域振興の発展に、ぜひふるさと納税を通して貢献してほしい」という足寄町のふるさと納税担当者の想いのもと、返礼品として「しあわせチーズ工房『幸』」の提供に至ったとのこと。
本返礼品は、令和4年度の足寄町のふるさと納税の中でも寄附件数、金額ともに最も多く、人気を誇る返礼品です。
実績は、以下です。
・寄附実績:808万6000円
・寄附件数: 311件
※すべて令和4年のもの
寄附者からの反響
想像より大きなチーズが届きました。しばらく写真を撮ったり手に持ってみたりするだけでも楽しめました。味も良い意味で独特の濃い味がして大満足です。賞味期限は3カ月くらいあるのでしばらくの間、少しずつ切り取りながら楽しめそうです。
生産者の想い
自然のリズムを崩さないよう、毎朝搾りたての温かい生乳を使い、昔ながらの銅釜で丁寧に製造。出来上がったチーズは1年を通して温度の安定した半地下の熟成庫で熟成しています。ここ茂喜登牛でしか作れないチーズです。見渡す限りの美しい丘陵地帯が広がる足寄町から、たくさんの人に「ありがとう」と「しあわせ」をお届けします。
今回は北海道足寄町の返礼品「しあわせチーズ工房『幸』」を紹介しました。国内外のチーズコンテストで数々の賞を受賞した、事業者と足寄町の熱い想いが詰まった自慢のチーズです。そのまま食べたり、加熱してチーズフォンデュやグラタンなどにしたりと、幅広く楽しめます。気になった際は、ぜひチェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年8月5日)時点のものです。