お笑い芸人のおいでやす小田が7月25日に45歳の誕生日を迎え、俳優の成田凌が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『転職の魔王様』(毎週月曜22:00~)の撮影現場でサプライズの祝福を受けた。

  • おいでやす小田(中央)=カンテレ提供

額賀澪氏による同名小説を映像化する同作は、「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”爽快エンターテインメント。小田は、舞台となる転職エージェント会社「シェパードキャリア」で働くキャリアアドバイザーで、「仏の山さん」と呼ばれ、誰とでも敬語で話す温和で優しいキャラクター・山口守男を演じている。

小田のバースデーサプライズは、ともに働く「シェパードキャリア」の同僚たち、“来栖”成田、“千晴”小芝風花、“広沢”山口紗弥加、“犬飼”藤原大祐らとのオフィスでの撮影がひと段落したタイミングで行われた。スタッフから「7月25日は、おいでやす小田さんのお誕生日です!」と声がかかると、拍手と歓声が。知らされていない小田は、突然のことに「えーー? いや~うそ~?」と、照れくさそうな様子。そこへ、成田&小芝が豪華なバースデーケーキを手に笑顔で登場……の予定が、スタッフがロウソクに火をつける準備が間に合っておらず、成田と小芝が「ちょっ、ちょっと待って(笑)」と、小田にケーキを隠しながらみんなで急いで火をつけるというハプニングが。とっさに見ていないフリをする小田も、「見てない、見てない……けど……見えちゃってるね……つけてから出て来てよ!」と爆笑。そしてすべてのロウソクに火が灯ると、あらためてキャスト&スタッフが全員でバースデーソングを歌い、盛大にお祝い。無事、小田にケーキと大きな拍手が送られた。

「今年の抱負は?」と質問された小田が「ありがとうございます! 45歳になりまして、えー、去年以上の……」と話し始めると、成田がすかさず「去年以上の順位!?」とフリをいれ、小芝も「上半期ランキング5位ですもんね!」と、先日オリコンが発表した「2023年・上半期ブレイク俳優ランキング」で、永瀬廉、高杉真宙、高橋海人、森本慎太郎というイケメン俳優たちに次いで、小田が堂々5位にランクインしたことを引き合いに出し、大盛り上がり。続けて山口が「下半期はーー?」とノリよく煽ると、つられて小田も 「い、い……1位や――!!(笑)」と小田らしい雄たけびをあげ、場を盛り上げた。

小田にサプライズの感想を聞くと「全く予想してなかったので……不意を突かれました……。めちゃくちゃうれしいです!」と笑顔。「皆さん、全く、1ミリもそぶりを見せなかったので……びっくりです。水面下でやってくださっていたと思うと、感激ですね。普通のこと言ってすみません(笑)。ありがとうございます!!」と喜びを見せた。

31日に放送される第3話では、大手食品会社入社4年目の笹川直哉(渡邊圭祐)が登場。大学のサッカー部で培った体育会系のノリの良さを活かし、健康食品部門の営業としてやりがいを感じながら働いていた笹川だが、会社からの評価に不満を感じ、転職を考える。

来栖とともに笹川と面談した千晴は、営業のかがみともいえるほどに明るく前向きな笹川に好印象を抱き、企業がほしがる人材だと確信する。しかし、来栖には一つ気になることが。「その仮面、いつまでつけ続けるおつもりですか?」来栖によると、笹川は上司にウケのいい人間を演じており、そのクセが染みついているという。笹川を「厄介かもしれない」と懸念する来栖だが、千晴はその意味が分からない。しばらくして、笹川の再面談が行われる。あらかじめ送った求人票に目を通した笹川は、千晴たちが提案した企業に対し、「転職サイトの口コミで、あまりいい評価がなかった」とこぼす。すると来栖は、持ち前の鋭い視点と核心をついた言葉で、笹川にある疑問を投げかける。