俳優の小沢仁志が20日、YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』に出演。動画「壮絶な小沢仁志伝説! 〜大物俳優たちにキレられまくった若手時代」内で、渡瀬恒彦さんの“神対応”に感動したエピソードを明かした。
「ケンカが強いのはツネさんだと思う」など、渡瀬さんにまつわるエピソードを披露した小沢。その中で、撮影時に自身が渡瀬さんと揉めたときのことを回想する流れとなる。
当時、渡瀬さんとの共演シーンで小沢が「アドリブを言った」ところ、渡瀬さんが「便所をバーンって(蹴って)、『おらお前! なに余計な芝居してんだクソ野郎!」と激高。その結果、もともと監督はOKを出していたものの、渡瀬さんの怒りを見て、そのシーンを再度撮り直すことに。
そして、自身のアドリブを「余計な芝居」と言われたことに納得できなかった小沢は、「それで夜に殴り込んだんだよ。渡瀬さんの部屋に一升瓶持って」と渡瀬さんの部屋に訪問。
すると、すでに就寝していた渡瀬さんはわざわざ起きて対応してくれた上に、「お前あれだろ? 『余計な芝居するな』って言ったのが気に食わなかったんだろ。俺、あのとき、虫の居所が悪かった。あれは悪かった、ごめん」と、自ら先に謝罪してくれたという。
またその後、撮影が終わるといつもはすぐに帰ってしまう渡瀬さんが、この作品の撮影終わりには小沢のことを待っていてくれたと明かす小沢。「(渡瀬さんが)車に乗ってて。窓が開いて、『おう!』って」と一言だけ声をかけ、そのまま去っていったそうで、「待っててくれてることが異例だから」と振り返ると、千原ジュニアも思わず「かっこいいなあ」と感嘆していた。