JR東海は25日、「ドクターイエロー」体験乗車イベントを8月22~24日に開催すると発表した。今年3月の開催時は大人1人のみの申込みとなっていたが、今回は複数名での申込みを受け付け、中高生以下でも同乗できるイベントとして開催される。

  • 「ドクターイエロー」イメージ(JR東海提供)

「ドクターイエロー」(新幹線電気軌道総合試験車923形)は新幹線の高速運転を支える各種設備の状況を走りながら検測する。いわば「新幹線のお医者さん」であり、「ドクターイエロー」の愛称で親しまれるようになった。

8月に行われる体験乗車イベントでは、ホーム上や車内で写真撮影ができるほか、2020年に引退した東海道新幹線700系をベースとした車内客室に着席可能。走行中、「観測ドーム」に着席して実際の検測作業の雰囲気を体感でき、軌道検測室や電気検測室の見学も行える。参加者に乗車記念グッズ(記念乗車証など)もプレゼントされる。

開催日は8月22・23・24日の3日間。東京駅10時15分集合・新大阪駅14時頃解散と、新大阪駅14時30分集合・東京駅18時15分頃解散の2行程を用意し、各行程50名(2名10組・3名10組)、計300名を募集する。なお、途中の駅で乗降はできない。集合場所等の詳細は当選者に連絡される。

「EX 旅のコンテンツポータル」サイト内の観光プランとして、大人(中高生以上)2万3,620円・こども(小学生以下)1万6,800円で販売。EXサービス会員1名を含む2名・3名グループの申込みに限られる。6歳未満の乳幼児も参加人数に含まれ、こどもの旅行代金が必要。申込み期間は7月31日12時まで。期間内に申し込んだ人の中から抽選を行い、抽選結果は8月3日以降にメールで通知する。