ARINAは7月21日、「子どもにイラっとした時のアンガーマネジメント」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は6月28日、中学生以下の子どもを持つ男女200人(20代14人、30代111人、40代69人、50代6人)を対象にWEBで行われた。
「子どもにイラっとした時の自分のアンガーマネジメント、どのようにしていますか?」と尋ねたところ、「一旦その場を離れる」(101人)が圧倒的に多い結果に。理由を聞くと、「少し時間とまをおくために、別の部屋で布団を殴ったり布団に当たるようにしている」「そこにいると、同じ感情から逃れられない」「子どもに必要以上にきつい言葉をぶつけてしまう前に、物理的に離れることで問題からも離れられるので冷静になれる」「子育てのリアルは壮絶なので、紙に書くとか相手の立場で考える、なんて余裕はありません。その場を離れる以外の選択肢がありませんでした」といった声が多数寄せられた。
2位は「深呼吸して冷静になれるようにする」(37人)で、「叱る前に深呼吸することで、叱らないといけないことかどうか冷静になれるから」「子どものそばを離れることはできないので気持ちを落ち着かせるため深呼吸と6秒ルールを取り入れています」とのこと。
続いて、「相手の立場で考えてみる」(18人)が3位にランクイン。「まずは子供の気持ちになってみようと、一呼吸置いてから次に行動しようと気をつけている」「どういった思いや意図で、その行動をしたのかを一度考えてみる。私自身や大人の常識・思い込みがある場合が大いにあるため」「言葉足らずの子供たちなので、本当は何を言いたいのか考えてみるようにしています」といった声が。
以下、4位「他ごとをして、気分が落ち着いてから客観的に考える」、5位「散歩など体を動かして気分を切り替える」、6位「紙に気持ちを書きだす(何でイラっとしたかを知る)」と続き、7位「その他」では、「片耳にイヤフォンをして好きな動画を見るか音楽を聴きます」「好きな飲み物やちょっとしたおやつを口に入れる」「忘れて寝る」「自分が親からされたことを思い出す」といった意見が寄せられた。