山と溪谷社は7月19日、『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』(羽根田治 著/1,430円)を発売した。

  • 『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』(1,430円)

同書の著者は、書籍『ドキュメント遭難』シリーズなど、山岳遭難や登山技術に関する記事や書籍を多数執筆しているライターの羽根田治氏。

羽根田によると、アウトドアでは「まさか、こんなことで……」と思うような死の危険がたくさんあるという。同書では、「山で死ぬ」「動物にあって死ぬ」「毒で死ぬ」「川や海で死ぬ」の4章に分け、「ころんで死ぬ」「ダニに噛まれて死ぬ」「助けようとして死ぬ」「キャンプの炊事中に死ぬ」「風に飛ばされて死ぬ」など、実際にアウトドアで起こった死の事例を53例紹介している。

  • 雷に打たれて死ぬ

  • イノシシに襲われて死ぬ

  • 鉄砲水で死ぬ

同書では、どうしたらアウトドアで危険な目にあわないか、身を守るための安全知識もしっかり解説した。死の危険は、知っていれば避けられる可能性が高くなるため、アウトドアで自分や大切な人が危険な目にあわないように、最低限知らなければならない安全の話を収録している。

  • 知っておきたい安全知識