映画『交換ウソ日記』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が18日に都内で行われ、主演を務める高橋文哉、桜田ひより、竹村謙太郎監督が登壇した。

  • 映画『交換ウソ日記』大ヒット御礼舞台挨拶に登場した(左から)桜田ひより、高橋文哉、竹村謙太郎監督

    映画『交換ウソ日記』大ヒット御礼舞台挨拶に登場した(左から)桜田ひより、高橋文哉、竹村謙太郎監督

同作は櫻いいよ氏による同名青春小説の実写化作。高校2年生の希美(桜田)は、ある日移動教室の机の中で「好きだ。」と書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋)。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。

観客の「好きだー!」という掛け声に合わせて、サプライズで登場した高橋と桜田。劇中で瀬戸山が希美に送った「好きだ!」と書かれたラブレターを、観客に手渡しながら会場内を練り歩くと、大きな歓声が上がった。

今回の舞台挨拶では、恋愛映画初主演を務めた高橋と初ヒロインを演じた桜田が、「胸キュン3番勝負」を実施。1つ目の勝負「胸キュン! あいうえお作文」は、高橋が演じた瀬戸山(せとやま)をお題に、あいうえお作文で観客をキュンとさせられるかを競うもの。「説明が必要かな……? という感じはします」と控えめに話すも、「キュンというよりはギュン! となってもらえたらいいな」と自信をのぞかせた高橋は、「「“せ” 盛大な勘違い “と” 隣の席の君を “や” やっぱり忘れたくない “ま” また会うために君を思う」と回答。と回答。「男性の心の内を1つの詩にさせていただきました」と説明した。

一方、高橋の回答を見た桜田も「勝てる気がします! 私は説明がなくとも、皆さんの思いに応えたいと思いまして、まっすぐな言葉を届けさせていただきます!」と自信満々。「“せ” 瀬戸山くんの “と” 隣にいたい “や” 優しくて “ま” 真っすぐなところが好きです」と回答を披露すると、会場からは大きな拍手が。これには高橋も「勝ち! これはもう希美を演じたひよりちゃんが強すぎるな」と桜田を絶賛し、勝負を見守る竹村監督も「ちょっと瀬戸山くん(高橋)は策に溺れた感がありますね」と分析した。

続く、2回戦は「このシーン好きな人何%!? クイズ」。事前に公式SNSで胸キュンシーンの人気投票を実施し、そこで1位を獲得した「ハグシュート」の割合を当てていく。実際に劇場で同作を観たという桜田は「やっぱり“ハグシュート”(は反応が)すごかったですよ……! ガタッと席が揺れるくらい(笑)」と観客の反応を明かす。高橋は43%、桜田が38%と回答した一方、竹村監督は「50%は超えると思う。(瀬戸山と希美が)距離感的に圧倒的に近いし、55%」と大胆に予想。正解は53%で、竹村監督がニアピン、勝負は高橋の勝利となった。

同点で迎えた最後の勝負は、「好きだ! って言うゲーム」を実施。ボックスから引いたシチュエーションに沿った「好きだ」を生披露し、竹村監督に伝われば成功となる。緊張した様子の2人の演技を、壇上から降り最前列に座り込みながらじっくりと観た竹村監督だったが、桜田のシチュエーションは的中させるも、高橋のテーマは外れてしまい、結果、3番勝負は桜田の勝利に。これに高橋は「映画の中で全部出し切り過ぎましたね……」と悔しそうな表情を浮かべた。

最後に、高橋は「公開から少し時が経って、皆さんからの反響も全部僕らに届いています。反響を聞くたびにこの映画の魅力が伝わって、素直に楽しんでくれているんだと思うととても嬉しく思います。まだまだ味が出る映画だと思いますので、恋人・家族・友達を誘ってぜひ劇場で会えたら嬉しいです」と笑顔でメッセージを送った。